結婚して親に認められたい人たち

こんにちは、岩熊です。

 

現在進行中の企画、Education Frontで
重点的に取り扱っているのが、親子問題。

 

この企画をやるずっと前から私は婚活面談
では親子関係に着目してきました。

 

親子関係を丁寧に洗い出すと結婚の動機が
見えてくることが多いからです。

 

例えばこんな感じです。

・親に認められたい。
・親を喜ばせたい。
・親孝行したい。

 

ところで私は世間の親子関係の常識の
ほとんどは間違いだらけだと考えています。

 

親孝行と言うけれど、果たして何が本当の
親孝行なのか。

 

親も子もそれを考えずして親が表面的に
喜べることをしてあげればそれが親孝行に
なることだと勘違いしています。

 

例えば世間では、親が自分の果たせなかった
自己実現を子供で果たそうとする事例が後を
絶ちません。

 

子供はそんなものに同調してやる必要は
ないんです。

 

そんなことをすれば親をダメにするだけ。

 

子供の方だって親に対して
「あなたは私の人生を奪わなくとも、
自分の力で自己実現できます。」という
態度で臨まなければ、一生親から奪われる
人生になりかねません。

 

なぜ親の自己実現に子どもが付き合っては
いけないのかと言えば、キリがないからです。

 

一度子供の人生を使って自己実現の代償行為
をする味を覚えた親は、必ず子供への要求が
エスカレートします。

 

最初は
「いい大学へ入ってくれればそれでいい」
などと言っていたのが、

「安定した就職先へ就職なさい」

「もっとまともな男と付き合いなさい」

「さっさと結婚しなさい」

「若いうちに子どもは作ってしまいなさい」
となるのです。

 

子供はそういう親に対して「うるせえよ」と
言ってやらなくてはなりません。

 

こういう親は自分が自分の人生を生きること
をやめてしまっていることに気付いていない
のです。

 

大事なのは親が残りの人生をかけて自分の
ための人生を生きようと仕向けること。

 

それが出来る親であると信じてやること。
独り立ちできるまで手を貸さないこと。

 

子供は罪悪感に負けて親の言いなりに
なりやすいですが、子供だってしっかりと
親を教育してやる必要があるのです。

 

罪悪感を抱く必要はありません。

 

そもそも親から受けた恩は親に還す必要が
ない。

 

親から受けた大きな恩は、別の人に還せば
いいんです。

 

親に還してしまってはお互いに何の発展も
ない人生になります。

 

婚活の動機が「親を喜ばせたい」だとか
「親を安心させたい」というものだったら、
一度親子関係と自分の人生を見つめなおす
ことをお勧めします。

 

それをしないうちに婚活をしても迷走
しますよ。

 

でも整理しなおせばガラッと状況は
変わります。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です