【人間】鋭い観察眼はここからスタート

私は以前、プロフィールを書くときに陳腐化した

表現は使うなと言う話を書いたんですが、

これってプロフィールだけじゃなくて婚活全般、

果ては生活全般にも言えることです。

言葉の当てはめ方が雑であると、

物事を見た時の認識そのものが雑になります。

その理由は、

人は言葉で定義されたものしか認識

できないからです。

例えば、時々「彼氏にするなら優しい人がいい」

という人がいるんですが、「優しい」にも

いろんなバリエーションがあるはずなんですよね。

人に強いことが言えないからいつも周りを気遣う

ヤワな「優しさ」なのか、

自分が強い人だという自信を持っていて、

その余裕から生まれる施しのような

「優しさ」なのか、

粗暴な振る舞いでみんなから嫌われているけれども、

アタシにだけは特別にソフトに接してくれる

「優しさ」なのか。

他にももっともっといろんなバリエーションが

あるはずで、突き詰めてみると

「どの優しさを持った人でもOK」なんてはずは

ないんですよ。

なのに、親しい女友だちから

「あの人って優しいよねー」

なんて噂話を聞くと

「そうなの?じゃあ、私もいけるかも。」

なんて錯誤を簡単にしてしまうのは、言葉の

当てはめ方が雑だからなんですよね。

だから認識そのものが雑になる。

他にもありがちな例を挙げると「普通」なんて

言葉がありますね。

「結婚相手は普通の人でいいです」と言う人が

時々いますが、質問を重ねていくと、大抵自分の

父親と同じような人を「普通」と言っている

ことが判明します。

だから婚活的な見地で言うとちっとも普通じゃない

場合があるんです。

年収600万くらいで、

いい大学を出ていて、

大手企業に勤めていて、

仕事はそんなにがつがつしてない人。

そこを「普通」だと思っていると、

その範疇に入らない人を「普通以下の
どうでもいい人」だと思うようになります。

それで結婚相談所には普通の人すらいないと

嘆くんですが、これなんかも「普通」という言葉を

雑に当てはめている好例です。

ただ、

面白いことに私の方から「普通」の新基準を
提示すると
かなりな確率で受け入れて
くれるんですね。

彼女たちからすると

「自分は多くを望むつもりはなく、

自分が求めていたものが世間の水準より高いとは

知らなかった」というだけのことのようでした。

本当に欲しいものを手に入れたいなら、

「上手く言い表せないなにか」を表現することを

諦めずにやってほしいと思います。

そのためにも私はメルマガでは

いつも感じたことをアウトプットしてください

書くんですが、これをやると言葉の当てはめ方に

バリエーションができるから、結果としてモノを

見た時の感性そのものが
鋭くなる
んです。

人の観察眼を養おうとするなら、

言葉の当てはめ方を丁寧に。

それだけで世界が違って見えるはずですよ。

岩熊権造

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