あなたのダメなところこそがモテる要素

あなたの身近にはとても気立てのいい人なのに
全く彼氏ができないという人が
いないだろうか。
例えば以下のような特徴を持つ人である。
● 周囲をいつも思いやっている。
● 人の悪口はほとんど言わない。
● とても優しい。
● 容姿も並以上。
こういう人と一緒にいて不快に
させられることはまずない。
職場の同僚としては申し分ないだろう。
友人としても良い人になれるだろう。
ところが
こういう面ばかりを見せている人は、
実はかなりモテにくい。
とても良識的で抑制が効いた大人で
あるにも関わらず、だ。
「相手に悪いからこうしよう」
「相手に悪いからこんなこと言えない」
「相手に悪いからこんなこと出来ない」
衝突を避けることに臆病になるあまり、
自分を殺しているのだ。
一対一の関係である恋愛関係においては、
「自分がない」ことは致命的であるのだ。
前回の記事で、私は社会に適合することと、
自己実現をバランスよく
行動することが、大切だと書いた。
前回の話題と今日の話題はとても
よく似たところがある。
良識人であることは、
社会に適合することとも言える。
一方、何かに怒ったり、感動したり、
悲しんだりすることは、感情面での
自己実現と言い換えることもできるのだ。
この両方をバランスよく持ち合わせている人こそが、
いわゆるモテる人であって、
どちらかに偏った人はモテにくい人だ。
例えば、仕事はきっちりと堅実にこなすのに、
一緒に飲みに行くと部長のモノマネをしたり、
毒舌を吐きまくったりして、
ちょっとお行儀の悪いところがある人などは、
かなりモテるだろう。

人の悪口というものは、
「人のどんなところに醜さを感じるか」と
いう意見表明であって、
常にしてはいけないものではないのだ。

そうやって自分の感情を適度に
見せていくことによって、
共感を得られることがある。
そして共感の多さこそが恋愛に
つながっていくのである。
だから、自分のダメなところも適度に
出していくといい。
世間の常識では「良い」と言われて
いることも気に入らなければ
「悪い」と叫んでみればいい。
聖人君子でなくていいのだ。
あなたのダメなところにこそ、
あなたという人間の「個」が成り立つ。
恋愛関係とは、一対一の関係。
だから、「個」がないところでは
恋愛は育たないのだ。
次回は、「つい良識に偏ってしまうという」
あなたに個を表明するやり方。

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