失った個を取り戻す方法

「個」を取り戻すことの意味とは
断捨離という言葉は最近よく使われるから
聞いたことがあると思う。
ウィキペディアから引用させていただくと、
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断捨離(だんしゃり)とは、
不要なモノなどの数を減らし、
生活や人生に調和をもたらそうとする
生活術や処世術のこと。
断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる
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ということだ。
不要なものを捨てることで
必要な新しいものが入ってくることが
できるようになる。
それと同時に言えることだが
不要なものをいつまでも取っておくと、
新しいものが入ってくることが出来なくなる。
さて、家にある不要物とはなんだろうか。
それは、かつて自分にとって必要だったものだ。
では、今会いたくないのに仲間はずれが怖くて時々会う旧友とは。
それは、かつての自分が必要とした人たちだ。
愛せなくなってしまったのに一緒にいる彼氏とは。
それはかつての自分が必要とした人だ。
いつも一緒にランチを食べるけれど実は嫌いな同僚とは。
それはかつての成り行きで付き合い始めた人たちだ。
そういう人たちと距離を置いて、
自分の心に正直に生きることによって、
必ず新しい風が自分の中に入ってくる。
意識的に自分の好きな人と付き合うようにしなくては、
それはあなたの人生とは言えない。
どこかから借りてきた人生だ。
満足を得ることが少ない人生となるだろう。
好きな人と会い、嫌いな人と会わない。
それが個を取り戻すことになる。
個を持っている人は、うまく恋愛することができる。
自分は何が好きで何が嫌いなのかが
分からなくなってしまっている人も多いと思う。
世間の常識で「良い」とされているから
「良い」と考えなくてはならないと思い込まされているのだ。
そういう人は紙を用意して、真ん中に縦の線を引いてみよう。
そして心に思いつく、「好き」なことを左側に、
「嫌い」なことを箇条書きで右側に書いていってみよう。
ただし、「好き」なことの基準は、
アドレナリンが出るほどに強烈にやりたいことや会いたい人。
反対に、「嫌い」なことの基準は、
心がわずかにでも拒否の反応をした事、あるいは人。
思いつく限り、書き出してみよう。
心に思い浮かべるだけではダメで、必ず書いてみることが大切だ。
こうして書き出されたリストを、改めて眺めてみよう。
「好き」と「嫌い」を今の自分の生活にあてはめて見たとき、
あなたはどれくらい「好き」を実行し、
「嫌い」から距離を置くようにしているだろうか。
リストと実生活が違わないというあなたは、
きっと充実した自分の心に忠実な生活を送っていることだろう。
反対に、リストと実生活がまるで食い違うという人は、
きっと社会適合することに追われ、
自分の「個」を忘れさせられていたということだ。
リストを上手く使うことで、
自分に素直に生きる人生を始めることができる。
話したくないのに
なぜか嫌々毎日話している人がいたり
実は今会いたくないのに
旧友だから会わざるを得ない友人が
いないだろうか
こういう場合あなたはどうするか。
「嫌いとは言ってもこれを変えるのは無理だな~」
とスルーしてしまうのではないだろうか。
そんなことはない。
たとえ職場の人間だって、旧友だって
関わりたくない人と関わらずに済むのは
とても簡単なことなのだ。
次回詳しく説明しよう!

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