私が会社員であった時に仲の良かった
男性の後輩K君から相談を受 けたことがある。
内容は、同じ部署の女性社員L子さんに
片思いをしているが、どうするべきかというものだった。
私はK君とは違う部署だったので、
K君から詳しい状況を聞くことになった。
●K君とL子さんは隣同士の席。
●二人は毎日仕事をしながら時折楽しく話をする。
●それとなく彼氏に関する話題を振ってみたが、
彼氏はいないのではないかと思う。
●三年間、ずっと思いを寄せていた。
●彼女もきっと自分と同じ気持ちでいてくれると思う。
●彼女に告白すべきだとは思うが、どうしてよいかわからず、
当時、K君は30歳を少し過ぎたくらいの年齢。
彼は仕事が出来るし、
決して不細工でもないのだが、
いかんせん女性に対して慣れておらず、
彼は、女性とうまく目を合わせられないのだ。
彼のように30代でも一度も異性と交際したことがないという人は 、
実は決して珍しくない。
恋愛経験がないならば、 いくら見かけが老成しているようでも
10代の少年がしてしまうよ うな
失敗をしてもちっとも不思議ではない。
気になったところを質問することにした。
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―――彼女のどんなところが好き?
「僕が冗談を言うと、 とても楽しそうにコロコロ笑ってくれるところです。」
―――彼女と二人でデートしたことは?
「ないです。」
―――では、彼女と二人きりで食事したことは?
「ないです。」
―――せめて、彼女とカフェに行ったことは?
「…ないです。」
―――話をしたのは職場でだけ?
「……そうです。」
―――彼女も同じ気持ちだと思うのはどうしてかな。
「 いままで自分は女性から気持ち悪いといって
避けられてばかりだっ たんですよ。
そんな自分と普通に話して楽しく笑って
くれるんだから、きっと好きなんだと思います。」
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K君は自分で言うほど気持ち悪い人ではない。
いつもオドオドして目が泳いでいることを除けば
至って普通の人で ある。
しばしば自虐的に自分はキモいと言うことがあったが、
しかし、 彼が自分をキモい人だという思いが
本気だということがこの時初め て分かった。
その思い込みがある故に、 彼をただ普通の人として
話してくれたL子さんが彼に気があるのか と
思い違いしてしまったのだ。
もちろんK君の恋はうまくいかなかった。
ただ、今回彼を取り上げたのは、
稀にみるものではないからだ。
このブログで質問をくれる方の中でも時折みられるのが、
だけで思い込んでしまうことだ。
「優しくしてくれたから相手もきっと自分のことを好きだと思う。 」
「二人とも三十代で、一年間も付き合っているから、
「結婚して子供が生まれたことだし、
「私は三十代の女性なのだから、
以上の話題がきたときに私から相談者の方へ質問したことがある。
それは、「 一度でも相手の気持ちを確かめてみたことはありますか。」
答えは全てノーだった。
以下のような特徴を持つ人は、 こういう思い込みをしやすい傾向が強い。
● 真面目で理想が高い。
● 人見知りが激しい。
● 親や教師、上司、組織から抑制されることに慣れてしまっている。
自分の泥臭さや至らなさをつい隠す癖がついてしまい、
相手にしてみればびっくりするほどの
思い込みをしてしまうのだ。
そうやって思い込みを続けたまま、
大人の時間の流れは早いのだ。
これでは人生がもったいない。
踏み込むのは最初恐いことである。
振られれば傷つくし、 周囲の目にもみじめな失敗者として
映ることだろうと、 つい考えてしまう。
でも、それでも踏み込まなくては。
あなたの人生はあなたが作らなくては。
そして踏み込むことがスタートだということを
忘れないで頂きたい。
スタートすらしないまま悩むのは
おかしいではないか。
せめてスタートしてから悩もう!
大丈夫。 あなたに乗り越えられない
試練はあなたにはやってこない。
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