彼氏が出来なくて困るという人へ

私が長い間彼氏ができていなくて困っているという
相談者に必ず言うことがある。
それは、
「自分の心をオープンにしない人は彼氏が出来にくい。」
ということだ。
この、「自分の心をオープンにする」ということが
実はとてもわかりにくい。
どうすればいいのかが、すごくわかりにくい。
だから、頃合を見計らって、
別の言葉で言い換えることにしている。
「自分で自分に嘘をついてしまっている人は、彼氏が出来にくい」と。
我々は日常結構な割合で大小様々な嘘をつく。
嘘をついているという自覚なしについていることも多い。
それが自分自身の認識におよぶことが
「自分で自分に嘘をつく」状態だ。
例を挙げてみよう。
女性同士の集まりで会話していると、
お互いの彼氏の話題になった。
現在も過去にも、あなたに彼氏はいない。
しかし、ついつい彼氏がいるかのように振舞ってしまう。
この時、あなたには確かに嘘をついているという認識はあるだろう。
しかし、その会話進行をする中で周囲はあなたを彼氏がいる人として
あつかうことになる。
すると今度はその周囲の認識があなたの行動を
抑制するようになるのだ。
本当は彼氏がいないのにいるように振舞い続ける
ことを余儀なくされる。
そのうちに嘘をついているという認識自体が
希薄になっていく。
これが「自分で自分に嘘をつく」ということだ。
他人についた嘘によって自分の行動が制限されて、
やがて意識が侵食されていくことだ。
これほどの明確な嘘でなくても、
境目が曖昧なことについて悪気なく
自己欺瞞をしている例はもっとたくさんあるだろう。
「あなたは親切な人ですか?」
―――親切でいなければならないと教えられてきているから、
自分は親切であると思い込む。
「あなたは子供が好きですか?」
―――子供が嫌いというのは倫理的に発言しづらいから、
自分は子供好きと思い込む。
「あなたはボーイズラブ小説が好きですか?」
―――BL好きを知られるのは恥ずかしいから、
自分は夢中になって読むほどのめり込んでいない」と思いたがる。
こんな思い込みをする必要はないのだと、私は声を大にして言いたい。
たとえ、不親切なあなたでも、いいではないか。
たとえ、子供嫌いなあなたでも、いいではないか。
たとえ、腐った趣味をもっているあなたでも、いいではないか。
自分を偽る必要はない。
自分を偽って生きるのは、一番辛いことだ。
他人に対して自分のダメっぷりや
好き嫌いをいちいち宣伝しながら生きていこうという意味ではない。
自分が好きなもの、嫌いなものを世間体とは関係なく、
自分にだけはきちんと判らせてあげようと言いたい。
あなたがどんなに心中ドス黒い人であろうとも、
そういうあなたであっていい。
そうやって、自分で自分のことを認めてやれるようになると、
やがて他人に対してそういう自分を
知られてしまっても、平気になる。
あなたの趣味や性格の極端な部分を知って気持ちが萎え、
去っていく他人も中にはいるだろう。
しかし、素の自分をしっかりと受け止めている
あなたにはあなたと似た人が仲間として残るはずだ。
心をオープンにするとは、自分を受け止めるということだ。
あなたがあなた自身のことを受け入れられないのに、
他人があなたのことを受け入れられる訳が無いのである。

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ぜひ私へメッセージを頂きたい。
真面目なあなたが一人で抱え込んでいる内容は
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