【生き方】後悔ゼロの人生の過ごし方（前編）

今日の内容は、

「過去の決断をとても後悔しています」

という読者さんからのメールに返信しながら

考えたことです。

私はいつも思うのですが、人って常に

その時その時のベストの判断しか

していないと思うんですよ。

なにしろ、

自分の人生を酷いものにしたいなんて

誰も思わないじゃないですか。

判断した瞬間には間違いなく

「これが一番よさそうだ」と思って

判断しているわけです。

それでも、

ほとんどの人は後悔というものをします。

その理由は、

時間が経ってより多くの情報を集積したこと

によって判断が変化し、前の時間軸に

おける判断と違うものになったから

なんですね。

つまり、後悔というものは

言うなれば”ないものねだり”であって、

「当選番号を知っていたなら

宝くじなんて買わなかったのに…」

という考え方と質的に同じです。

交通事故のようなものでさえ、

そうした後悔の質は同じです。

交通事故のほとんどは

ドライバーが極端に少ない時間から得られる

情報だけを元に極限の判断をすることを

求められるために起こるものです。

だから

「スピードを出さないようにしましょう」と

いう呼びかけは

「いざという時の判断の時間を稼ぎましょう」

と言い換えることもできます。

事故を起こしてしまった後で

「スピードを出さなければこんなことには…」

と後悔することがあるかも知れませんが、

その意識ですら事故を起こしたことによって

追加で得られた情報なのであって、

事故を起こした時点での判断は

その人なりにできることの中ではベストで

あったはずです。

繰り返しますが、

あなたの判断はあなたにとって常に正しい

のです。

判断したその瞬間は、ですが。

岩熊権造

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