【生き方】真の教育・ニセモノの教育

真の教育とは、

人の可能性を伸ばし、広げ、独り立ち

させること。

反対に、ニセモノの教育とは、

人の可能性を制限し、支配する

ことです。

自由や解放を表看板に掲げながら、

その実

「私の言うとおりにしないと

ひどい目に遭う」

と脅して人を支配し、隷属させよう

とするニセモノの教育は世に広くは

びこっています。

親子関係においてもそうだし、

学校などの教育機関においても、

ニセモノの教育は広く浸透して

しまっています。

真の教育の根幹にあるのは、

教育を受ける者への信頼です。

やがては自分の足で歩き、

一人前にやっていけるという信頼

なしに教育することはできません。

だから本人がやりたいことは

どんどんやらせて失敗させたらいいし、

そこに手を出したくてもじっと我慢して

暖かく見守ってあげるのも教育者の

重要な仕事です。

それをせずに

いつまでも手とり足とり教えたり、

いつまでもべったりと甘えさせたり

すると、図らずして支配と依存の

関係を作ってしまうのです。

夫婦関係や恋人関係にだって

教育の要素はいっぱいあります。

あなたが行いたいのは

教育なのか、支配なのか、

そこをよく見極めて対応してください。

教育の先には、より成熟した

人間関係が見えてくるはずです。

岩熊権造

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