人は人、私は私の生き方をしたい

人は人

今日も読者さんから頂いた質問を
シェアさせていただきます。
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メルマガ登録してから、かなり時間が経って
しまいましたが、はじめてメッセージを
送らせていただきます。
私は、岩熊さんのメルマガで、自分らしく
前向きに行動するきっかけをたくさん
いただきました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
その気持ちをお伝えするには、どんな風
に変わったのかというお話をするのが
いいのではと感じ、勇気を出して
メッセージを送ろうと思い立ちました。
私は、婚活をはじめてもう2年になります。
10年以上付き合っていた彼氏とお別れし、
36歳だった私は、急いで結婚相手を
みつけるべく、毎週末のように婚活に
励んでおりました。
これまで50名以上の男性と出会い、
おつき合いまで進展する人もいましたが
結局だめになるという繰り返しで、この先
一体どうしたらいいんだろう、と途方に
暮れていたときに、岩熊さんのメルマガ
に出会いました。
「これって全部私のことだ!」と思う内容
ばかりで、結婚すれば全てが上手くいくはず、
そのためにはいい条件のお相手を探さなければ、
と考えていたのです。
今の仕事がとにかくいやで、結婚さえすれば
辞められるという考えだったので、まずは
仕事をどうにかしなくては、と思い、自己分析
していきました。

(本田健さんの本を参考にしました)
好きなことや得意なこと、やっていて楽しいこと、
ついついやってしまうこと、人からほめられた
ことなどを書き出してみた結果、私は「色」が
大好きなんだと気付きました。
そこで、色にまつわる仕事を探したところ、
「パーソナルカラー」というキーワードに
辿り着き、現在専門学校で勉強をしています。
婚活だけをしていた時とは全く違い、毎日が
本当に楽しくて、勉強に夢中になっています。
結婚は今じゃなくてもいいかな、と思えて
きたぐらいです。
婚活を始めた時は、世間の目を気にしていた
せいか、子供をもたないと女として一人前
じゃない、早く産まなきゃ間に合わない!
と思ってましたが、私ってそんなに子供
好きじゃなかったな~と思い出しました(笑)
人は人、私は私の生き方をしたいと
思えてきました。

現職は派遣で事務をしていますが、
来年2月には契約を完了してもらう
ことも決まり、春からはアパレル
販売職に就くつもりで、
「パーソナルスタイリスト」の
勉強も始めています。
将来的には、その人の似合うカラー
や形などを総合的に診断・分析し、
個性を引き出す「イメージコンサルタント」
という仕事をしたいと思っています。
(アメリカのケネディ大統領が選挙の時
に利用したイメージ戦略だそうです)
ただ、知識を身に付けることはできても、
それを商売として成り立たせる方法が
今の私にはわかりません。
イメージコンサルタントだけを1人で
するのではなく、なにか別の職種の方
(例えば美容師さんなど)とコラボして、
他にはないオリジナルを作り出したい
とは考えていますが、岩熊さんが
おっしゃっているような、コンテンツ
ビジネスというものを学んだ方が
いいのでしょうか。
なかなかハードルが高いように
思ってしまいます。
また、騙されたりしないかという
不信感が拭えません。
どういった方達が成功されてる
のでしょうか。
頭のいい人や世渡り上手な人しか
うまくいかないようなイメージしか
湧いてきません。
岩熊さんやなつさんは、なにが
きっかけで、そしてどうやって
今のビジネスを広げていく
ことができたんでしょうか。
その辺りのことは「ナゼ婚」の中に
入っているんでしょうか?
具体的なモデルケースが知りたいです。
大変長くなりましたが、婚活で
悩んでいる方たちに、私のような
ケースもあるんだ、ということを共有して
いただけば嬉しいです。
ありがとうございました。
リカ(仮名)
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こんにちは、岩熊です。
メールを読ませていただきました。
やりたいことをみつけてそちらに進んで
おられるとのことですね。
ここから先、大切なのは正解を探すこと
ではなくて自ら探求し続けることです。
「パーソナルスタイリスト」でも
「イメージコンサルタント」でも
最初それを始めた人が自分を売り込むための
方便だと思ってください。
つまり、以下のような順番です。
1 何か新しい仕事の仕方を考えた。
2 売り込むときに肩書が必要になった。
3 そこで「イメージコンサルタント」という新しい肩書を考えた。
何か資格を取ったから「よし、もう大丈夫だ。食える」
と考えるのではなくて資格のことを考える前に
まず「どう売るか」を考えてください。
資格については「どう売るか」の課程で必要になったから
取得するぐらいの熱意がちょうどいいのです。
弁護士や公認会計士で食えないと嘆いている人は
この視点が圧倒的に欠けています。
一般人は大抵「法律のことで困っていることはない」と
考えているのですが、実のところ、実生活で店と揉めたり
隣近所と揉めたり自分の勤務先と揉めたりするケースは
いくらでもあるわけです。
商品を買った店から払わなくてもいい金を払わされたとか。
隣の敷地の住民が我が家の土地の一部に何年も物を
置きっぱなしだから、相当額の金を払わせたい、とか。
勤務先が自分を解雇したのに自由意思での
退職扱いにした、とか。
仕事がなくて困っている弁護士であれば、そういう
ところから顧客を取り込めば少額なりとも仕事は
できるのに、それを誰かほかの人がやるべき仕事
だと勘違いしているのです。
ちゃんと自分で自分を食べさせている弁護士は
その辺のケーススタディをマメに発信し続けています。
集客の仕方は会計士も同様です。
食えない弁護士や会計士がいるのだとしたら
それもこれも、「法律の勉強」とか「会計の勉強」から
始めてしまったツケです。
勉強から始めるのではなくて、動機づけから始めたら
違う展開になっていたと思います。
「自分はこういう理不尽さに立ち向かいたい」とか。
「自分は会計という偉大な発明に深く魅せられた」とか。
リカさんが色に強い関心をお持ちなのだとしたら、
特定の人を夢中にさせる提案をしてください。
アパレルと色を絡めるのであれば、色を合わせた
着こなし術みたいな方向になると思いますが、
色という方向性の使い方はこれだけでは
ありません。
組み合わせによって可能性は無限大です。
例えば、
色×お花屋さんとか、
色×WEBデザインとか、
色×雑誌編集とか。
どうしたら、もっと花を売ることができるのか、とか
どうしたら、もっとアクセスの増えるWEBデザインになるのか、とか
どうしたら、もっと部数の伸びる雑誌が作れるのか、とか
今後リカさんが色の使い方を発信するとして、
受け手が「あ、いいな」と思えるようなら
一部の人は必ずついてきてくれます。

岩熊となつの場合は
婚活相談という、割と参入者の多いところから
スタートしています。
参入者が多いところに入ろうとするのは、ハッキリ言って
賢い選択ではありません。
しかし、目指すところが
「自分という人間をしっかりと作っていけ。
そうすれば人生すべてうまくいく。」

という主張であって、そこに目新しさがあるので勝負できています。
だからこそ、一定方向の悩みを抱えた女性に対して
ピッタリくる感じがあるのです。
婚活って行為自体になんか疑問を感じる、とか。
婚活したって相手が見つからないよ、とか。
結婚したけど、全然良い人生じゃないよ、とか。
合コンが楽しくてノリノリで誰とでも喋れて
仲良くなれる女性は初めから岩熊のメルマガなど
必要ないし、興味も抱かないのです。
そして、それでいいのです。
コンテンツビジネスというのは結局のところ、
どうすれば人と自分が繋がることができるのか、
ということの探求です。
どこにも「正解」など書いていないところに
自分の道を探していくものです。
ですから、まともなコンテンツビジネスの教材では、
「この通りにこうやれば絶対稼げる!!オッケー!」
みたいな内容は絶対発信しません。
その代わり、どうやって自分と他人をつなげばいいのか、
というテーマに対するヒントがあります。
私たちの発信内容よりもビジネス的側面に興味を
お持ちなら「なぜ婚」より「ネットビジネス大百科」
をお勧めします。
「ネットビジネス大百科」
ネットビジネス大百科の第一章は、和佐大輔さんが
講師をしているビジネスセミナーでの様子をそのまま
音声にしたものです。
受講者の皆さんが和佐さんに対して
「自分はこんなビジネスをしたくてこんな風に展開したいんだ」
というプレゼンをしています。
それについて和佐さんと受講者が問答を繰り広げています。
今のリカさんの状況にはうってつけだと思います。
「ネットビジネス大百科」でも「なぜ婚」どちらにしても
大切なのは「ここに答えが書いてある」という意識で
聞こうとするのではなく、発信者の思考そのものを
モデリングして、そのまま取り込むという意識で
聞くことです。
人がインプットできることはどうしても限定的で、
都度都度の「正しい」とか「間違っている」という
判断はどうしてもその人が持っているステージでしか
判断することができません。
理解が不十分なままにちょっと聞いただけで
「ああ、この人とは考えが合わない」とやってしまうと
どうしても深みが出ません。
でも聞いたことを実践しながらもう一度聞くと、
どんどん理解が深まります。
自分らしく生きることとは、人と自分がどう繋がるか、
ということの探求です。
====================
岩熊さん、こんばんは。
早速の返信、ありがとうございます。
具体的な例を挙げての説明で、とても分かりやすいです。
人と自分が繋がる方法を考える、ということなんですね。
確かに、私もその職業に憧れて、先に勉強を始めていますし、
それを人に提供できるようにする方法は、まだ考えられて
いませんでした。
学校を卒業すれば、ただ自分の知識が増えたというだけで
終わってしまうのではないか、と不安に感じていました。
「外見で悩む人たちの『なりたいイメージ』を叶えてあげたい」と
いう動機はあります。
私自身が、自分の肌や髪や目の色に、しっくり馴染む色の
ファッションを身に付けることで、より自信を持って
行動できるようになったからです。
したいことを発信して、それを必要とする人と
つながる方法を、周りからヒントをもらいながら、
自分のやり方を模索していく、ということですね。
なかなか大きなテーマですが、繋がる方法がみつかれば、
本当に私らしく生きていけそうで、楽しみになってきました。
ビジネス版のメルマガも登録させていただきました。
あと、結婚もまだあきらめていません。
婚活という枠にはめず、日常の出会いを大切にして、
お互いに自分らしく過ごせるようなパートナーが、
どこかに一人ぐらいはいるかもしれないので、
アンテナをはっておこうと思います。

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