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【メルマガ読者からの相談】
こんにちは、ゆかり（仮名）と申します。
私は30代半ばですが、以前のなつさん
と同じで、今まで男性とお付き合い
したことがありません。
仕事や友人としてであれば普通に話す
ことができるのですが、好意を寄せられ
たりすると構えてしまって、全く受け
入れることができず…。
また、好きと言うのがわからないという
のもあって、自分から男性を好きになる
こともなかったので、結婚どころか、
彼氏すらできないのでは…自分の心に
問題があるのかも…と悩んでいた
時期もありました。
しかし、数か月前から職場の男性に
好意を寄せられ、個人的に仲良くなり、
謎の友人関係が続いています…。
彼は結婚しているので、付き合うことは
ないのですが、自分としては初めて好意
を受け入れることができ、もし結婚して
いなければ、付き合っていただろうと
思います。
この事で、全ての男性を異性として受け
入れられないわけではないということが
わかったので、年齢や出会いのことも
考えて、数ヶ月ほど前に結婚相談所に
登録しましたが、やはり抵抗感や
恐怖心を感じてしまっているようで、
イマイチ気が進みません。。。
そして友人である彼は、家庭がうまくいっ
ていないようで、精神的にかなり依存
されていると感じます。私も仕事では
彼に頼っている部分も大きいため、
お互い様でもあるのですが。
私が婚活をしてることも伝えていますが、
もちろんいい顔はしていません。
幸せになって欲しいとは言って
くれていますが。
そんな状態でもあり、婚活に集中もできず…
元々今すぐ結婚したい!!と思っていたわけ
ではなく、このまま何もしなければあっと
いう間に10年20年経ってしまう、将来的
には自分の家族が欲しい、でも出産の
ことも考えると悠長にはしていられない、
との思いがあり、いい人と出会えればと
思って婚活を始めたのですが、本当は
結婚したいと思える人がいて初めて、
私は結婚したいと思えるのだと思います。
そう考えると、相談所での活動は
私向きではないのかも…と
感じたりもします。
長くてまとまりのないメールになって
しまいましたが、今の私に何かいい
アドバイスがあれば、よろしく
お願いします。
恋愛・婚活が上手くいく
ための岩熊のアドバイスとは
↓
【岩熊の返信】
こんにちは、岩熊です。
メールを拝読しました。
私は綺麗ごとを書きませんが、その分
腹をくくって読む必要のあることを書き
ますので、そのつもりで読み進めて
ください。
では、書きます。
*******************************
なかなか難しい問題を抱えておられますね。
率直に言うとその既婚男性に恋をしている
わけですね。
そして、彼もゆかりさんに対して
同じ気持ちでいると。
こうなった以上はここから先、どんな選択肢
をとっても万事ハッピーというわけには
いきませんから、その点はよくよく覚悟
を決めてください。
ただし、きちんと覚悟を決めて生きれば
幸せになることだって十分に可能です。
悲観的にならなくても大丈夫です。
選択肢はいくつか考えられますが、まず
彼との恋を諦めるケースです。
これが一番無難で綺麗にまとまりやすい
選択肢に見えますが、そうかと言って、
両想いであることがわかっていて成就
させるチャンスのあった恋を諦めるのは
とても辛いことです。
簡単なことではありません。
これまで何度となくお断りしてきたのかも
知れませんが、人間的に惹かれ合って
お茶だけでも一緒に行くような関係を
続ける限り、いつでもこの問題は
再燃します。
本当に諦めるのであれば、どちらかが
異動になったり勤め先を退職したり
しなければ難しいでしょう。
この場合の注意ですが
「彼が奥さんとのヨリを戻せば諦められる」
なんてことを考えないことです。
そんな風に仕向けても、彼はともかく
ゆかりさんの人生が次に
進むことはありません。
諦めるのであれば、お互いの生活環境
を変えることが一番です。
「彼とのことは今後もう一切ないんだ！」
ということを自らが受け入れられる状態を
作らないと人生の次の展開はずっと
訪れません。
次のケースは、彼との恋を実らせる場合です。
その場合に大切なことは、彼に見返りを
一切求めないことです。
「もしかしたら、奥さんと別れてくれるかも知れない」とか、
「今度のクリスマスくらいは一緒にいて欲しい」とか、
「正式な彼女として扱ってほしい」とか。
その類の一切の見返りを期待しないでください。
そういう立場にいる男で
「君と結婚したい」と言うような輩は
いくらでもいるのですが、実行に
移す男は滅多にいません。
本気にしないことです。
彼の言葉を真に受けてゆかりさんが
見返りを求める女になった途端、
その恋は後味の悪さを残して
すぐに終わります。
彼と恋をするなら、邪念を抱かずに、
彼の事だけを見てきっちり
恋をしてください。
それが一番楽しく美しい恋になります。
そしてその恋が終わったなら、
潔く次の人生を始めてください。
ここまででメールを終わりにしても
いいくらいなのですが、最後に
レアケースについて書きます。
極々まれに妻と別れ、こっそり
つき合っている彼女と本気で結婚
しようとする男がいます。
その手のことを彼が口に出しても本気に
してはいけないと先ほど書きました。
そこは基本ですから繰り返し言います。
が、もし彼が離婚に向けて具体的な
行動をとり、その時にゆかりさんも彼と
結婚したいと望んでいるのなら、一緒に
貧乏する覚悟を決めてください。
慰謝料の問題は必ず発生します。
その場合、彼が一番気になるのは、
ゆかりさんに不自由な暮らしをさせて
しまうことへの罪悪感でしょう。
だから彼の本気を見定めたなら、
「一緒に貧乏しよう。」と伝える
ことです。それがなによりの
人生の推進力となります。
やるべきことが決まったなら、下手な
罪悪感などで妄想に浸ったりせず、
「今やれること」に必死で取り組んでください。
金がなくともパートナーと向いている
方向が一緒なら、貧乏しても若い
カップルみたいに楽しめるはずですよ。
この道を選んだ場合、一番に心掛けて
いただきたいのは罪悪感に縛られて
小さくまとまったりせず、せっかくの
人生の転機を活かして残りの人生を
思い切り楽しもうとすることです。
そういうつもりで生きている人にとっては、
金がないのもほんの一時のことです。
今回書くべきことは以上です。
どの道を選ぶにしても、うだうだと妄想
せずに一瞬一瞬に集中してください。
それが必ずよい人生につながります。
それでは。
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