女が作りたい料理、男が食べたい料理

今日は一転して料理の話を。
私は食べることが大好きで、
上手い飯を食べていると
なによりも幸せを感じる。
自分でも作ってみるのが好きで、
小学校4年生のころから
時折調理していたものだった。
私が会社員として十数年間勤めた職場でも
昼休みに同僚だったOLさん達と
ずいぶん料理談義をした。
女性たちと話していて感じたのは、
男性と女性でずいぶんと料理に対する
価値観が違うものだということだ。
特に印象に残っているのは、
彼氏の家で台所を借りて料理を作った時の
失敗談だ。
なお、なるべく平均的な意見を紹介したいので、
複数人から聞かれた内容しか掲載しない。
【彼氏の受けが良くなかった料理集】
● 素揚げ野菜をのせたカレー 
   <なんで一緒に野菜を煮込まなかったの?と言われた。台無し。
● 鶏の香草焼き
   <ハーブが嫌だ、塩コショウにしろという意見続出。台無し。
● ラタトゥユ
   <ボリューム的に前菜。反応も前菜並み。
● バーニャカウダ
   <手作りのアンチョビソースを避けてマヨネーズで食べられた。台無し。
全体的に、洒落た料理を作って失敗した例が多い。
ここに男女の性差を感じる。
女性が価値があると思って頑張った部分が
全く認められていない。

彼氏に料理を作るときに事前調査をして
好き嫌いを調べておくことはもちろん重要ではあるが、
男は概して料理に関しては
目新しさよりも定番を好む
ことが多いようだ。
【彼氏の受けが良かった料理集】
≪がっつり食べたい時≫
● からあげ
● 生姜焼き
● ポテトコロッケ
● ハンバーグ
● ステーキ丼
● カレーライス(普通の)
≪あっさり食べたい時≫
● 焼き魚
● お茶漬け
● だし巻き卵
● マグロ丼
と、まあ呆れるくらいありきたりな
定番料理のほうが受けがいい。
お洒落な料理で感動が期待できないのなら、
そこは頑張らなくていいだろう。
こういう場合に参考にしたい料理本なら、
ケンタロウ氏の本がおすすめだ。
基本的にがっつり系のレシピが多く、
男性が思わず食べてみたいと思うものがよく載っている。
「男子ごはん」はちょっと洒落すぎな感じもするが、
それ以外のものであれば適度な
手間のかけかたでできる。
いつの日かケンタロウ氏が復帰して、
また新たなレシピを生み出してくれることを
願ってやまない。
さて、調理に関してであるが、自宅の台所ならばともかく、
他人の台所を使った調理はなにかと時間がかかる。
特に男の独り暮らしの家などは
調味料や調理器具がまともにそろっていないことも多い。
掃除が行き届いていないことも多い。
身内の例で恐縮だが、私の兄などは独り暮らしのアパートで
炊飯器にカビを生やしたままにしていた。
こんな汚い人と実家で会うのは嫌だから
その時は私が必死で掃除した。
思い出しても吐き気がする。
こうした環境で調理するわけであるから、
気張って凝ったものを作ると途方もない時間がかかって
しまうことは間違いない。
力み過ぎて三時間も待たせてしまうよりは、
定番メニューを一時間以内にパパッと
手際よく調理したほうが
食後もいい時間が過ごせるだろう。

女性らしさを演出したいなら、
ランチョンマットなどをもっていくのがいいと思う。
彼氏がヘンな柄物の食器しか置いていないならば、
いっそ100円ショップで無地の白い皿を
買ってきて使った方が見栄えがいい。
これだけでも薄汚いワンルームが華やかに輝いて見えるものだ。
それから、同じものを何度も作っていると
つい色々いじってみたくはなると思う。
作り手としてはいかにもそうだろう。
でも、我慢したほうがいい。

以前に食べて「うまい!」と思ったからこその
リクエストなのだ。
下手にアレンジを加えると
「前より美味くない」なんてことになりかねない。
カップヌードルなども色々な味が出つつも
結局はしょうゆやシーフードに
回帰していくではないか。
最後に、肉の焼き方を。
ハンバーグやステーキを焼くときに
ぜひ実践していただきたいことがある。
肉を焼くときに表裏何度もひっくり返して
調理する人がいるのだが、
これはやめていただきたい。
ひっくり返すたびに旨味が逃げてしまうのだ。
肉をひっくり返すのは一度だけ。
しっかりと焼き目をつけるまで我慢我慢。
これは肉を焼くときの鉄則で、
焼肉屋で肉を焼くときも同じだ。
それから、薄い肉を焼くときには
しっかりと広げて焼く。
重なっているところが
あるとなぜか美味くない。
今まで何度もひっくり返していたという人は、
是非実践していただきたい。
肉料理にちょっと自信が持てるようになると思う。
この記事を読んで、
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