今日のお題はメルマガ読者さん
からのメールから。
この読者さんとしては相談所で自分の
高望みを抑制して、自分も売れ残って
るんだから、お互い様と思って鬼のように
お見合いをこなして相手を見つけることは
自分を殺しているみたいで抵抗感がある、
というんですね。
だから、自分の在り方を持ちつつ、
色んな人と会って、相手を見つけたい、と。
でも、私はこの両者に大した差は
ないと思っています。
妥協で結婚する人が全くいないとは
言いません。
でも、ほぼいないと断言できます。
周囲が「あの人、妥協したんだ」と
思っていても当人がそうは思っていない
ことがほとんどなのです。
人は結構、納得した上でしか結婚
できないものですよ。
私は基本的に普段会わないような
色々な人とたくさん会ってみるのは
良いことだと考えています。
そうすると自分の思い込みに
気づくじゃないですか。
「これくらいのこと、普通でしょ？」
と思い込んでいたことがたくさんの人
と会うことによって実はそうでもないと
気づかされるわけです。
そうやって頭に刺激を受けて、
頻繁に新たな問いを立てて、
それについて
「そもそもどうしてなんだろう」
と考えて…
そういうことを繰り返すと頭の中が
抽象化されるんです。
頭が抽象化されると正しいとか
間違っているとかこだわって
いたことが、
「あ、実はそれってどうでも
いいことなんだ」
と気づくようになります。
そもそもこだわる必要のないもの
だったと分かるようになるのです。
それは「人間的成長」と言い換える
こともできるし、「頭が良くなった」
という言い方もできるでしょう。
だからたくさんの人とお見合い
してみるというのは基本的には
良いことですよ。
逆にそれが出来ない人は
人としての成長スピードが
とても遅いです。
そんなわけで、
時間とお金とモチベーションの
許す限り、多くの人と婚活で会って
みることをおすすめします。
かつてあなたが絶対嫌だと
思っていたような感じの男性と
結婚することがあるかも知れませんが、
もしそういうことになったとしたら、
それはあなたの妥協ではなくて、
人間的成長であるはずです。
岩熊権造
G.Iwakuma公式メルマガ
女性を結婚へと導くのはいつだって本物のインテリジェンス
