この週末は私のブログ読者と直接会って
話を聞かせていただく機会があった。
私はこういう機会があればなるべく話を
聞かせていただくことにしている。
面白いことに、実際に会って話をしてみると
メールでのやり取りとは全く違った展開に
なることがある。
今日話を聞かせてくれた読者
（以下、Ａ子さんとする）は
メールでの相談内容が仕事の悩みであったのだが、
いざ話してみると交際九か月になる彼氏から
プロポーズをしてもらえないという悩みであった。
ともかくも顔を合わせて話してみるということが
とても重要だと思い知らされた。
会って一時間ほど真剣に会話をしていると、
意外と強い信頼関係が生まれるのである。
Ａ子さんから聞いた彼氏の話を要約すると
● システムインテグレータ大手に勤務するＳＥ。
● 年齢は三十代前半。
● 家具やインテリアなどにこだわりがあるお洒落な人。
服装や身に着ける小物もセンスある。
● ビールが好きで、毎日ジョッキ4杯くらいは飲む。
● 残業が多くて家事をする余力がなく、
三食はほとんどすべて外食。
家の近所で飲むことが多い。
● 大学時代のサークル仲間との親交があり、
よく集まって飲んでいる。
● 都心の某お洒落スポットに１ＤＫの
マンションを借りて住んでいる。
● 最近、新車を買ってローンが大変と言っている。
● 実家は中流家庭。
● Ａ子さんと彼は外出が好きなので、
週末はよく近郊の温泉や観光地へ出かける。
話を聞いているうちに、私は彼の金の遣い方が気になった。
どうしようもなく気になった。
酒好きな人にありがちなことだが、
この彼はおそらく飲み代だけで月に軽く十万は
つかっているだろう。
白木屋やワタミで飲んでいるわけではないのだ。
安くても一回5000円くらいは使っているはず。
おそらく家賃は相場から考えて12～13万円くらいか。
駐車場代もその辺りは馬鹿にならないぞ。
平気で7～8万円とるから。
毎週末出かけてデート代を数万円ずつ使うとしたら、
これも月に10万円くらいか。
そのほか、服装に金をかけて、
インテリアに金をかけて、
自動車の維持費、光熱費…。
もろもろ考えて、
おそらく毎月赤字なのではないか。
大企業とは言え、
三十代前半のＳＥの月給は無限ではない。
毎月の赤字をボーナスで埋めているような具合だろう。
そんなことをぼんやりと考えていると、
Ａ子さんが不思議そうに言った。
「彼、旅行に行く時に1000円、2000円でも
安い宿を探そうとするんですよね。かなりケチなのかなぁって。」
そりゃあなた、ケチというよりも本当に金がないんだよ。
彼が毎月の稼ぎよりも使ってるかもしれないって考えたことある？
それよりも、
結婚について「自分はこう考えている」という話を
お互いしたことないの？
結婚観について真剣に話すことと、
結婚を迫ってせっつくことは訳が違うんだよ。
今のふたりの状況は週末会って
おしゃれカフェとかおしゃれスポットへデートして
当たり障りのない話をしているだけじゃないの？
それではあなたとこれからどのように生きていこうと
いう展開にならなくても当たり前じゃない？
それ以前に、あなたは彼がどんなことに怒りを覚えて、
どんなことを醜いと感じて、どんなことに美しいと
感動する人なのかを知ってる？私に説明できる？
と、いうような言葉を次々と私は浴びせた。
すると、Ａ子さんはまたぽつぽつと話をしてくれた。
実は彼には離婚歴があり、
前妻と別れてからまだ一年足らずであること。
彼の離婚からあまり経っていないので、
彼に結婚の話をするのさえためらわれてなかなか
話題にできなかったこと。
互いの内面について話すのは、
今まで怖くてできなかったこと。
その反面、飽きられないようにいつも新調した服で会ったり、
お化粧を一生懸命頑張る
ことで関係を保とうとしてきてしまったこと。
でも、関係を深めたいと思うなら、
まずはあなたから踏み込まないと。
だからと言っていきなり
「私と結婚する気あるの？」と
不機嫌に聞いては絶対にいけない。
まずは「お互い踏み込んだ話をしていないこと」
をなんとなく伝えることからはじめるべきだ。
「もう少しあなたの本音を知りたい。」
「私の本音を知ってほしいと。」
リラックスした雰囲気で聞くのも必須だ。
そうやって徐々に踏み込んだ話をしていけば
どんな人でも思わぬ本音が出るだろう。
本音を受け入れたくれた女性を
手放す男性などいるだろうか。
彼女の今後に期待したい。
※誰にも言えず悩んでいることはないだろうか？
・こんなことで悩んでいるのは私だけだろうと思っていること
・こんなこと言ったらひかれるんじゃないかなと思うこと
ぜひ私へメッセージを頂きたい。
真面目なあなたが一人で抱え込んでいる内容は
多くの人が悩んでいることでもあるんです。
一歩踏み出すだけで新しい自分を見つけ
生き生きと暮らしていけるんです！
ぜひメッセージを頂きたい！
精一杯考えて必ずご返信いたします★
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