【生き方】悩みを悩みとして認識しないようにする方法

500873aa5f20498f5b2f13a3b96a7f10_s.jpg
この記事は2016年2月16日に公開したものです。

人の頭は抽象化が進むほどに

悩みを悩みとして認識しなくなる、

という話は私のブログやメルマガで

何度も書いてきました。

ですが、いまだに”抽象化”と

いうものが分かりづらいという声を

もらいます。

そこで今日はこんなお悩みに対して

どう抽象化していけばいいのか、

その一例です。

「婚活パーティで会話のラリーに

苦手意識があります。

どうしてもスムーズに会話が続きません。

どうしたらラリーを続けられる

ようになりますか?」

この問いだけではなく、悩み全般に

対して言えることですが、いま直面

している悩みから出る問いに

正面から回答すると、芳しい結果は

生まれないのです。

「もっと気を楽にして。」とか、

「場数を踏めば大丈夫。」とか、

苦手意識のあるラリーにとらわれている

中でラリーと正面から向き合うような

アドバイスって受け取った方もなんだか

居心地が悪いじゃないですか。

そこで、

こういう悩みを抽象化することの一例として、

「目標を一階層、高いところに置く」

というやり方があります。

このケースの人の場合、

婚活パーティにおける会話のラリーに

苦手意識があるわけですが、

こういう人の場合、その苦手意識故に

”会話のラリーをすること”が目標に

なっていることが多いです。

そこで一階層だけ目標を高い

ところに置きます。

例えば、

自分なりの人物鑑定法に基づいて

どんなことを聞いたらその人の人となりが

判断できるのかをあらかじめ何十通りも

考えておいて、パーティではそのうちの

数通りか聞けることを目標にする、

とか。

そうすると焦点は”ラリー”から”

人物鑑定”へと移行します。

人物鑑定をどうにかこうにか必死に

やろうとしているうちに、繰り出す言葉、

返される言葉の応酬は、はたから見れば

”会話のラリー”そのものに見える

ことでしょう。

本人は人物鑑定に夢中になって

いただけなのに、いつの間にか

”会話のラリーができない”という

悩みから解放されるわけです。

こんな風にして、

目標の階層を一段高いところへ置いて

悩みそのものがどうでもいいものになる、

という状態は抽象化の一つの形です。

悩みがグルグルとループする場合

などには是非試みて欲しいやり方です。

岩熊権造

==============
初めての方はこちらにご登録ください。
大事な基礎から詳しく丁寧に説明しています。

結婚相談所やネット婚活のプロフィールを
見直すだけで理想の男性と出会えます。
書き方について学びたい方は→こちら