この記事は2016年2月25日に公開したものです。
ある人との関係を終わりにする、
もう関わらないようにすると決めた
途端にものすごく心が晴れやかに
なるようであれば、良きにしろ
悪しきにしろ、その人との関係を
保つのに大きなエネルギーを
使ってきたということです。
あなたの身近な人物をこういう人達で
固めてしまうと、その維持だけに
莫大なリソースを使ってしまい、
自然と無気力な人になりがちです。
気力に満ちている人と無気力な人を
分けるのは、元々持っている気力
よりも、その使い道なのです。
気力に満ちた生き方をしようと
するなら、自分が何に力を使っているか、
ということに敏感になる必要があります。
「私が我慢すれば、すべて丸く収まるんだ」
というような考え方はあなたが辛い
だけではなく、回り回って周囲に迷惑を
かける結果になりかねません。
段々周囲の人間と話が合わなくなってきた、
一緒に居るのがきつくなってきた、
と感じるのであれば、その関係を
終わりにしてもいいのです。
ただし、その場にいたまま閉鎖的な
人になれ、という意味ではありません。
あなたの居場所そのものを
変えるべき時が来たということです。
居心地の悪さというのは
いつだって新しい展開の萌芽です。
岩熊権造
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