【婚活】石橋のことはどうでもいいから川を渡れ



私はよく周囲の人間を理解しろと

発信するのですが、そうすると

時々聞かれるのが、

「理解しようとしてもわからない部分

はどうしたらいいですか?」

という質問です。

仮説でいいんですよ、そういうのは。

「今までの反応からして、きっと

こういう人なんだろう」

という、今現在のあなたが持ちうる

情報からだけで判断して、そして

対処していいんです。

人が人である以上、

すべてを見通せるわけではないのですから。

厳密に言えば、仮説ではないものなんて

この世に存在しないんです。

「実験の結果、試験薬の薬効が証明された」

なんて言っても、その”証明”とは

あくまでも帰納法的証明ですから。

つまり、用意した実験サンプルに対しては

期待した結果が出たというだけのことであって、

実験サンプル以外のものについては、

よく分からないのです。

他にもたとえば、

「この建物は震度7の地震にも

耐えられるという

仮説に基づいて建てられています。」

「玄米に含まれるブプロフェジンという

農薬の残留基準値は0.5ppm以内。

この範囲であれば人の健康を損なう

おそれがないという

仮説に基づいて設定されています。」

「手術で使用される全身麻酔は

なぜ効き目があるのか、その仕組みは

解明されておらず、全身麻酔を使った手術

1万件のうち6.78件程度、偶発症による

死亡事故が発生しています。」

こんな感じに、この世のあらゆることが、

今わかる範囲でやれることを前提に

作られています。

これってとても大事なことで、

こうやって人類は仮説を立てることで、

いままで越えられなかった壁を越えて

きたわけです。

他人への接し方についても、同じように

していいんですよ。

「この人はきっとこう考えているだろう」

という仮説に基づいて、あなたが

何かを投げかける。

そこで期待通りの反応だったらそれでいいし、

違ったならその都度仮説を修正して

いけばいいんです。

それとは反対に、

その人の人柄が完璧にわかるまで何も

しないでいたら、

何も生み出さないことになります。

私のメルマガ読者さんたちにはどうも

慎重な人が多いらしくて、自己紹介で

「石橋をたたいて渡らないタイプです」

なんて表現をする人が多いのですが、

石橋に注意が行き過ぎて精神の

リソースを使いすぎている気がしますね。

どうだっていいんですよ、石橋なんて。

川を渡りたかったんでしょう?

もともとは。

だったら空を飛んでもいいし、ロープを

川向うに渡して歩いて渡ってもいいし、

何なら迂回して川向うにたどり着いたって

いいんです。

石橋に気を取られているうちに目的を

忘れちゃなりません。

人を理解するならその人の人柄に仮説を立てて、

果敢に関わってください。

どうせ、大なり小なりその仮説は

間違ってますから。

修正しながら生きていきましょう。

岩熊権造

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