【生き方】幽霊と呪いと幸せな生き方

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人の頭というものは元来こじつけが得意で、
これが故に人生順調な人はどこまでも順調に生き、
不幸な人はどこまでも不幸に生きる、という現象を
もたらします。
人生が順調であり続ける人は結局のところ、
「何が起こったってなんとかなる!」と思っている
だけのことです。

はたから見ると「苦労なさいましたね」とか
「当時は大変でしたね」というような状況でも
本人はただ夢中で生きているだけで
”苦労”とか”大変”というキーワードを意識して
いないんですね。
つまり、
「人生どうにか切り抜けられる」と思っている人は
そういう結論に向かって目の前に起きる色々な
現象をこじつけていくのです。
不幸だという人はその逆で、
目の前に起きる現象を自分にとって災いとなり、
のりこえられない壁となる方向にこじつけて
いきます。
これって幽霊とか呪いなどと質的には同じです。
幽霊も呪いもそれが存在するという方向への
こじつけによって生まれます。
「誰もいないはずのところで物音がした。幽霊かも?」

「そういえば、ここは昔自殺者の出た建物らしい…」

「そういえば、同僚の○○ちゃんもここへ来ると
いつも具合が悪くなると言っていた…。」

「だから、やっぱりここには幽霊がいるに違いない」
一度”幽霊がいる”ということを意識し始めると
すべての事象に対してそれを肯定する方向へと
頭を使い始めるのが人間です。
”意識する”というのは心の中に関心を持つ
ということなので、表面上それを否定しても
意識するということから抜けられません。
否定という反応はもう強い意識そのものなのです。
だから、
「幽霊がいる」と騒ぎ立てる人に対して
「幽霊なんていないよ。いるわけがないよ!」
という態度はもう幽霊の存在を半ば認めている
ようなものです。
それよりは
「ハァ?!こいつ何言ってんの?」という
態度の方がまだ”幽霊”なるものの影響を
受けにくい。
同様にして、人生が不幸だという人は
とことん関わりたくない人と関わろうとし、
「自分は不幸な人間だ」という既定の結末に
導くようあらゆる事象をそこへこじつけて
いきます。
これを跳ね返さんとして、
下手くそな自己啓発本の影響を受けた人は
無理矢理にポジティブな発言をしたり、
笑いたくもないのにいつも笑顔でいようとしたり、
体の具合が悪いのに元気なふりをしたり、
と無茶をしてしまいます。
が、これって
「幽霊なんていないよ!いるわけがないよ!!」
という態度と全く一緒なんです。
「私は不幸じゃないよ!不幸なわけがないよ!!」
と全力否定しているのです。
つまり不幸を意識し、不幸をベースに
色々な事象をこじつけているから、表面的に
否定しても不幸への意識が変わらない。
まったく不幸な話ですね(苦笑)。
これを乗り越えたかったら、幸せとか、
不幸とかの一段上へいくことです。
どこか夢中で目指せるところへ向かう。
到達することが重要なのではなく、
向かうことが重要なのです。
そうやって夢中で生きていると
幸せとか、不幸とか意識の外へ行きますから。
そういうものが結果論的になってきますよ。
「今までの人生のあり方に名前を付ける
としたら、まぁ、”幸せ”といっていいのかな。」
という具合に。
それが一番幸せな人生とは、考えられませんか?
岩熊権造
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