【生き方】後悔ゼロの人生の過ごし方（後編）

さて、今回は前回の内容を踏まえて
いかに後悔の少ない人生を送れば
いいのかという心がけです。
ひとつめには、
時間切れになるまで決断を保留に
しないこと。

時間切れになって自分の意思の及ばない
ようになるまで決断を保留にして
しまう人が少なくありません。
買うべきかどうか悩んでいた洋服。
遠くへ転勤が決まってしまい、
つきあいを続けるかどうか
悩んでいた恋人。
後悔しないために大切なことは、
”時間切れ”に決断を下してもらうこと
ではなく、時間切れになる前に
決断しておくことです。

買うなら買う、買わないなら買わない。
つき合い続けるならつきあう、
別れるなら別れの言葉を告げる。
選んだ瞬間は、どちらだってあなたの
判断はあなたにとってベストです。
時間切れが来るまで保留にしてしまうと
あなた以外の”誰か”の思惑の上で
あなたは生きていくことに
なりやすくなります。
いつも人生が思い通りにならないという
自覚のある方は、こんなことをして
いないかどうか、よく思い起こして
みてください。
ふたつめには、
判断のために必要な情報は自分の手で
集めるということです。
例えば、意中の人について
「あいつ、結構遊び人らしいよ」
なんて言う噂を聞いたなら、できる限り
自分の足でその情報の確からしさを
調べ、そのうえで判断するのです。
そういう地道な下調べをナシにして
簡単に他人の口車に乗せられて物事を
判断する人は、往々にして簡単に
扇動に乗ります。
あっさりとどうでもいい物を買わされるし、
あっさりと人間不信や政治不信を口にするし、
結果としてあっさりと後悔します。
もっと泥臭く、自分の足で情報を
集めることを忘れないでください。
そうやって決断に必要な情報集めを
地道に行ってきたというバックボーンが
あなた自身の決断に自信を
与えてくれます。
人の思惑に踊らされるのは、
今日で終わりにしましょう。
岩熊権造
　　　
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