【婚活】重たい女

一般に”重たい女”といわれる人が
どんな人なのかと言うと
自分のエゴに無自覚で
無意識のうちにエゴを押し殺して
自らに縛りをかけている女性のことです。
でも、
どんなにエゴを押し殺しても押し殺しても、
鍋蓋のすきまから出る湯気のように
どうしようもなくボコボコとエゴが吹きこぼれて
言動に反映されるのを見ると、
見る者に”重たい”と感じさせます。
それって本当はエゴ丸出しなのに、
そうじゃないっていう偽装がなされていて、
しかも本人はそれに無自覚という状態だから、
始末が悪いのです。
どんな言動になってそれが出てくるかというと、
「私は大丈夫。なんでもない。」とかいいつつ
未練がましい視線で構ってほしそうにしたり、
彼氏からメールが返ってこないからといって
何度も何度も何度も短時間に繰り返し
送ってしまったり、
「あなたのためを思ってやってるの。」
といいつつ頼まれてもいないことをしてみたり。
抽象度を下げると、状況に応じて
”いい人ぶる女”
と言い換えることもできるし、
”未来に保証を求めたがる女”とか
”恩着せがましい女”、と言い換える
こともできるでしょう。
そんな状態から抜け出ようと思うなら、
あなた自身が自分のエゴのありかに
気づこうとしてみる
ことしかないのです。
なにしろ、エゴに気づかない限り、
何かを取捨選択することさえできない
じゃないですか。
今、やろうとしていることが
自らのエゴによるものだと気づかない
ってことは義務感に駆られてやろうと
しているってことですから、
「そんな義務はどこにもないんだ」と
気づく必要があるのです。
次に、
エゴに気づいたらそれが存在する
ことは認めてやると
いいでしょう。
エゴは持っていてはいけないもの
ではありません。
むしろ人が生きていくうえで必要
不可欠なものです。
そのエゴをどう満たしてやるか、
を考える時に
他人のエゴを考慮することを
忘れなければいいのです。
岩熊権造
　　　
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