婚約パーティーを主催するのに誕生日を祝わない男性の真意

今日は読者さんとのやり取りについてUPします。
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私が最近の面談で面談者の女性からよく

言われることがあります。
いわく、「もっと叱られるかと思いました」
とか「もっと厳しいことを言われるかと
思いました」などなど。
しかし、実際に会ってみると怒る必要
だとか厳しいことを言う必要
などほとんどないですね。
私は修正しながら生きていくことに
重きを置いている人間ですので、
これから変化しようとしている人が
過去に何回離婚していようと
男に養ってもらおうとして婚活を
始めた経緯があろうと問題視
しないのです。
それに、面談に来る女性ってこれから
変わろうとする覚悟を固めに来る
感じの人が多いです。
「今までの自分じゃだめだ!これからは
こういう自分になりたい!!」とか。
「今の自分はだめなことは分かった。
どうしたらいいかわからないけど、
とにかく変わりたい!」とか。
そういう気持ちを抱えて面談に来る
ことが多い訳ですから、実際叱る場面
なんてないわけです。
私はただ、良い方向になりそうな
アドバイスをして、そして心の中で
「頑張れ」と応援するのみです。
その頑張れの気持ちを私が口に出すことは
ほぼありません。
だって頑張るも頑張らぬもその人の
自由だから。
岩熊の意思ではなく、各自の意思に
よってその後の行動を決めて欲しいから。
面談者の皆さんはそんな風にして
自分の意思によってその後の人生を変えて
いこうとするので、面談後の士気は
とても高い人が多いです。
先日プレミアム会員向けのメルマガでは
音声対談をつけたのですが、
その音声のクリック率がなんとなんと
「107%」になりました。
繰り返し繰り返し聞く人がいることも
あって100%越えの数値になったの
ですが、一般的なメールマガジンの
コンテンツのクリック率がせいぜい3%
くらいと言われていますので、これは
いい意味で極めて異常な数値と
言えるでしょう。
士気の高さはもう歴然としています。
と、いう具合ですので私が叱る場面が
あるとすれば、私の真意を理解する前に
妄想を膨らませて、あれやこれやと
不安を口走る人だけです。
そういう人とは対話が成り立たないので
会話の争点を共有することもできないし、
したがって何かが解決することもありません。
人づきあいの基本は全てこれです。

「目の前の人の真意を理解すること」

もちろん、男性との交際にも言えることです。
相手の口から出てくるのがどんな言葉であれ、
その真意を正確につかまずして対話
(会話じゃありません)は成り立たないのです。
不安に駆られて妄想を膨らませて暴走したり、
相手の言葉尻にとらわれてその言葉ばかりを
責め立ててしまったら、交際相手との関係を
破壊しかねません。
「『真意』とか言われても実際のところ
わかんないよ」という人もご心配なく。
分からなければ本人に聞けばいいんです。
聞いてもなお分からないという場合には
状況から判断するのです。
そうやって「正解らしきもの」を自分の
中で作っていくのです。
わからない=保留=考えるのやめる
という状況にしない。
後になって「正解らしきもの」が
間違いだと解ったらその時修正
すればいいのです。いつも「正解らしきもの」
を求めている過程こそが大切なのであって、
「正解らしきもの」=「正解」である
かどうかは大して重要ではありません。
例を挙げましょう。
私の知り合いのある男は
「俺は人の誕生日を祝ったりしないよ。」
普段から公言してはばかりません。
しかし、彼は一方で他人の婚約祝のパーティを
ノリノリで主宰するような男なのです。
婚約はOKだけど、誕生日はNGなのか?
不思議に思った私はその真意を聞いてみました。
すると、彼はこう言ったのです。
「誕生日だから祝うことになっていると
いう硬直した感じがとても嫌だ。
祝うこと自体が義務であるかのように

目的化しているのはおかしいだろ?
心から祝いたいから祝ってやるのが
筋じゃないのか?」
私はなるほどと得心したものでした。
思えば普段から自由を求め、自由を
愛する彼。
押し付けられてしぶしぶなにかを
することが何より嫌いなのでした。
FACEBOOKで「今日は○○さんのお誕生日です」
と表示されてもスルーするのも納得です。
婚約祝いのパーティも完全サプライズでしたし。
「俺は人の誕生日を祝ったりしないよ」
という言葉だけで彼を判断しようとすると、
ただのケチと間違えてしまうわけです。
でもその発言に対する違和感を大事に
持っておけば、真意に踏み込むことが
出来ます。
違和感を大事に。
そして言葉尻に惑わされませぬよう。
それでは、また。
この記事は2014年7月2日に本家ブログでUPしたものです。

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本家ブログ「策略無用の恋愛ノート」
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岩熊権造

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