20代後半女性・彼氏なし・結婚は?の圧力

今日は20代後半独身のH子さんからの
メッセージの一部をご紹介したい。
いつものことではあるが、
表現や構成や本人の身辺に関する詳細に関しては
必要に応じて変更し、本人が特定されないように配慮している。
「岩熊権造様、こんばんは。
いつもブログを興味深く拝見しています。
私は20代後半の独身女性です。
会社で事務員として働いています。
25歳を過ぎたころから周囲から
急に『結婚しないの?結婚するなら早くしたほうがいいよ』と
しきりに言われるようになりました。
(中略)
学生時代の友人と会うと、
婚活するようにしつこく勧められ、
はっきり言って不愉快になりました。
自宅でも週末家にいると時々母がいきなり
『結婚もしないでダラダラして!」と怒ってきます。
ある時、頭にきて強く言い返したらそれ以来、
母からは何も言ってこなくなりましたが…。」
私は読んでいて段々腹が立ってきた。
H子さんに対してではない。
どういうつもりなのか知らないが、
したり顔で「結婚するなら早くしたほうがいいよ」
などと忠告してくる連中にだ。
母親ならまだしも。
結婚したくてもできない女性にとって、
これがどんなにか気持ちの負担となることか!
これがどれほど多くの女性たちの自信を失わせ、
おかしな行動に走らせてきたことか!
おかしな行動とは、
女性たちが交際相手の男性が望まないうちから
結婚を強く迫ったり、
策略婚(男性側に避妊の意思があるのに
わざと妊娠するように仕向けること)をしたり
することだ。
結婚して、人生「ハイ、終わり」ではないのだ。
男女ともに、納得の上でする結婚でなくて
どうして長い残りの人生を幸せに過ごすことができようか。
このブログの読者であるあなたがもし、
独身ならばこのようなプレッシャーには絶対に負けないで
頂きたい。
断言してもいい。
策略婚などを仕掛けて男性側の選択の自由を奪って
結婚などしても、絶対に幸せになどなれない。
必ず手痛いしっぺ返しをくらう。
もしそんなことをすれば、
夫はあなたが仕掛けた卑劣な策略を生涯忘れることはないし、
心から信頼されることは、もうないだろう。

人としての真価は、追い詰められた時にこそ試される。
平穏な日常においては、大抵の人は「いい人」として見てもらえる。
しかし、結婚に焦り、追い詰められるあまり、
人として下劣な行いをすれば、それがあなたの人としての真価だ。
結婚して一生を共に過ごす相手として見てもらえないのは当然だ。
「それほどまでに結婚したかったのよ」などという
泣き言は通用しないのである。
交際相手を策略による妊娠でがんじがらめにできるのは戸籍だけだ。
大の大人を心まで縛り付けることなど
誰にもできやしない。
おかしな行動に走らないためには、
こんな余計なプレッシャーに負けないだけの
自分を普段から作っておく必要がある。
まず、人として先ほど書いたような下劣な行いは
恥ずべきこととして自らに戒めておこう。
次に、早く子供を作ったほうがいいなどという根拠はたいてい以下の三つだ。
① 早く子供を作っておかないと、定年後にお金がかかって大変だ。
② 若い内に子育てしないと、体力が落ちて大変だ。
③ 高齢出産するとダウン症が心配だ。
これに対してわたしができる提案は、以下の三つだ。
① 「お金は自分で稼ぐ」という自覚を強く持ち、
  他人の財布をアテにするのはやめよう。
② 普段から体を鍛えておこう。
③ 毎日必ず排便するように生活を工夫して
  体から毒素を出すようにして、
  あとは「私は大好きな人の子供を産む女だ」と
  言い聞かせ運を天に任せよう。
これとは反対に、
やってはいけない対策を以下に示そう。
① 交際相手の実家の資産状況をしきりに気にする。
  →その金はあなたの金ではない。他人の金だ!!
② 交際中の彼に泣き、脅して結婚を強く迫る。
  →納得感のない結婚は破たんのもとだ。
③ 結婚話も出ていないのに、彼氏が子供を作れる
  体なのかどうか、医者に検査しに行かせる。→順番が間違っている。
結婚に焦り、ガツガツしたところをむき出しにすれば、
逃げていく男性は多い。
しかし、「私の婚期は私が決める」という毅然とした態度でいれば、
そんなあなたに魅かれる男性は必ずいるはずだ。
ズルをして近道をする人は、
結局のところロスをするのである。
余計な心配をする人はその心配ごとに見事にハマる。
これは決して偶然ではない。
交際相手の結婚相手は交際相手が決めることだ。
断じてあなたが決めることではない!
交際相手の実家の資産は交際相手の両親のものだ。
断じてあなたのものではない!
そういう当たり前のことをわきまえずに、
勘違いした行動をとるような女を誰が妻にしたいと望むだろうか。
先述の三つの準備を普段からぬかりなくおこなって、
どうか周囲の結婚プレッシャーを見事スルーしていただきたい。
そして、結婚するにせよしないにせよ、
毅然とした態度で幸せな人生を送っていただきたい。
私からあなたへの、切なるお願いである。

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