【婚活】「ショックを受けました」では人を説得できない

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この記事は2015年12月3日に公開したものです。

人間関係は交渉の連続だし、

恋人になろうと夫婦になろうとずっと死ぬまで

なんらかの交渉事は発生します。

例えば、

どこに住みたいのか、

子供は何人欲しいのか、

言ってほしい言葉・ほしくない言葉、

などなど交渉が必要な物事は無数にあります。

でも、一生人との交渉が発生するという

意識で生きている人はかなり少ないようです。

交渉が苦手だから、最初から価値観の合う人を…

というのは分からなくもないですが、すべてが

同じ価値観の人なんて存在しないので、結局は

交渉事からは逃げられないのです。

交渉の下手な人というのは

まず、自分がどうしたいのか、あるいは

どうして欲しいのかよく整理できていない人が

多いです。

交渉の第一歩は

「こうさせてもらえませんか?」という要求を

出してみることに他なりませんが、交渉下手な人は

それをしない、あるいはできないのです。

その代わりに

自分がいかに困っているかを訴えることに

一生懸命になりがちです。

「ショックを受けました…。」

「大変困ってしまいました…。」

などなど。

こういうやり方が通用する相手なら

使ったっていいと思いますが、

まだよく知らない人を相手にする交渉では

まず通用しないと思ってください。

「ショックを受けましたが、今は○○させていただきたい」

「困ってしまいましたので、○○させてください」とか、

と具体的な要求が入っているならまだいいと思いますよ。

でも、具体的な要求なしに「ショックを受けました」と

訴えることは「私に同情しろ、そして善後策をお前が考えろ」

と言っているのと同じことです。

交渉の方法としては最低
だと思いますね。

「そんなこと知らないよ」

と無視されるのがオチです。

私に届くメールにも時々こういう内容のものがあります。

「申込期限が○月○日までというのを今知って、

ショックを受けました。」なんて書いてあるんです。

大人の方だけを相手にしているつもりですので

容赦なくスルーさせていただいておりますが。

でも、

「申込期限が○月○日までというのを今知りました。

大変厚かましいお願いですが、今すぐにでも払い込みしますので、

いまからでも申込を受け付けていただけませんか。」

なんて言われれば受け手の心境も違ってくるでは

ありませんか。

交渉の基本は、双方にとって利益のある提案を

することです。

あなたにとってどれほどにムカつく相手でも、

その人にはその人の自由と意思があります。

それを動かそうとするならば自分にとっての利益

だけではなくて相手の利益を考える必要が

あります。

交渉はあなたに一生つきまとう問題です。

基本として

1.具体的な要求内容を伝える

2.双方の利益になることを要求する

この二つを押さえておけば、

ことさらに交渉を避けて通る必要はありません。

どんどん交渉させてもらえばいいと思います。

岩熊権造

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