【生き方】交渉の成功を左右するのは洞察力

私は普段から

「男女交際だって、結婚だって、

一生交渉がつきまとう。

交渉をしろ。交渉に慣れろ。」

と発信しています。

そのせいか、

私に対して「交渉らしきもの」を

試みる人が少なくないのですが、

まともな交渉をしようとする人は

ほぼいません。

ほとんどの人達は

いかに自分が大変だったのか、

いかに自分がかわいそうな立場に

置かれたのか、

いかに自分が保護されるべき存在なのか

を説明するのに夢中で、

交渉相手の事情を考慮したうえで

自分の狙いを通そうという意図が

感じられないのです。

しつこいようですが、交渉の基本は

「双方にとっての利益になることを提案する」

ことであって、

「あなたの利益を最大限主張する」

ことではないのです。

まぁ、利益の最大限の主張というのも

「ダメで元々」で言うだけ言って

みようという試みなのかも知れませんが、

そんなやり方よりももっと積極的に

相手に「うん」と言わせる方法が

あるかどうか、探してみましょうよ。

そのために出来ることは

現在の相手の状況を推測してみること。

相手が今現在、この瞬間に欲しいものは

何なのか。

お金か、名誉か、信頼か、安らぎか、

興奮か、いたわりか…。

相手が好む態度はどんな態度なのか。

しおらしいのか、面白いのか、

丁重なのか、破天荒なのか…。

それを踏まえて相手の思惑の一歩先を

提案することです。

その際に、何を引き換えにしたら

交渉が通りやすくなるのかを考えて

提案して下さい。

なんの洞察も情報収集もなしに

自分を押し出してもあなたは交渉で

何も手に入れることが出来ません。

でも、これらを意識の射程に入れて

おくだけでも随分と交渉の成果は

上がるのです。

岩熊権造

==============
初めての方はこちらにご登録ください。
大事な基礎から詳しく丁寧に説明しています。

結婚相談所やネット婚活のプロフィールを
見直すだけで理想の男性と出会えます。
書き方について学びたい方は→こちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です