婚活 岩熊 権造

【恋人にセンスを要求する男】

どうも、岩熊です。


以前載せた交際関係の話題で、
センスの合致ばかり相手に要求しても
うまくいくことはない。

お互いの違いを発見して乗り越えることの
方がより重要だ、という趣旨の事を
書いたことがありました。


後になって「センスの合致ばかり要求する」
という部分が分かりづらかったかなぁ
と思っていたのですが、大手小町好きの
なつが「これ、どうですか？」と
具体例を探してきてくれたので、
ご紹介します。



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【俺様的な彼氏に疲れたが、別れたくない】

私には付き合って4か月の彼氏がいます。
この4か月ほぼ喧嘩で、こんなところで怒るの？
ということばかりです。

しかも、私が言い返すと言い訳と言って流され、
しまいには喧嘩があるたびに
「別れよう」といわれます。


「俺たちは喧嘩多いし、まず性格が合わないんだよ」
と言われ何回も別れそうになりましたが、
私が毎回「嫌。こことここを直すから」と
いってやり直しますが、私はできてると
思っても結局彼が気に食わないこと
があるらしく、やっぱ無理といわれる
の繰り返しです。


喧嘩の原因は、私がかわいくないらしいです。


もっと、寂しいとか、俺と電話したときいつも
テンション低く感じるとか、フェイスブックや
タイムラインに俺とデートしたこと書いて
ほしいのに、書いてくれないとか、
俺が怒ってるのに謝らずに先に言い訳ばかりして、
俺が折れない限り謝らない。
謝るのが先！などなどです。


私は私なりに頑張ってるつもりが、
相手には届いてないとか。
それと俺がテンション低かったら
お前も低くなるとか意味わからん、
俺が低かったらテンションあげて的なことも。。。


電話は相手が低かったら私も
移っちゃうんです。

私が納得いかないことで相手がキレてても、
喧嘩したくないので謝るようには
してますがイライラしちゃいます。


私が折れればいい話、私が我慢すれば
いい話と思って、別れようと言われても
暴言はかれても、プライド傷つけられて
も何故か別れたくないのです。


他にもいい人はいると分っているのですが、
彼と一か月でもいいので全く喧嘩のない
日々を送りたいが先走って、
別れたくないってなります。


彼は別れたくても、私が別れたくないと
なって結局はやり直してくれているのですが、
彼は私を見下していると思います。
私は別れたくないわけですから
何を言ってもいいみたいな。


こんなに病んでいるのに別れたくない
衝動ってなんなんですかね。
彼と仲よくしたいのですが。。。。


http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2014/0703/667086.htm?g=04


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出ました！これです！！
この彼氏がやっていることが

まさに相手にセンスを
要求する行為です。



「もっと寂しいって思ってくれ！」とか
「もっとテンション上げてくれ！」とか
感覚的な部分での合致は要求するだけ
不毛だというのが私の考えです。


他には例えば「なんでもっと怒らないの？」
とか「この場面で笑えよ！」という
要求などもまた同じです。


交際相手が自分と同じような人であるべき
という思い込みが彼をこういう言動にはしらせる
原因なわけですが、基本的には他人は自分と
違う点をたくさん持っていると考えないと、
互いの不一致を乗り越えられなくなります。


センスに頼る生き方は発展的な生き方と
非常に相性が悪いのです。


不一致や挫折やつまずきが「ない」ことを
前提に考えるのがセンスに頼る生き方。
そして私が勧める発展的な生き方はそれが
「ある」ことを前提に考える生き方なのです。


なぜ私が発展的な生き方を勧めるのかと言えば、
現実的には「なにもかも自分とぴったり」
なんていう交際相手は存在しないというだけではなく、
そもそも「自分」という存在自体が
誰しも揺らいでいて不確定な存在だからです。


そして、センスに頼った交際は不一致を
乗り越えるという発想自体がないだけに、当然
短いおつき合いになりやすいのです。


まあ、長ければ良いとい
うものでもないので、
短くてもいいと覚悟をして生きる道もありますが、
私はお勧めしません。


そもそもあまりにも感覚的な受け取り方が
かけ離れた異性とは交際関係になりにくいとは
思うのですが、それでも理不尽に
恋に落ちることはあります。


そういう時にはたとえ茨の道でも好きで
いられる間は一生懸命おつき合いするというのも
また一つの選択の内です。


つまずいても生きている間はまだ次がありますから。


あ、それから。

今日の大手小町の相談を読んで「ひどい男！」と
思うかもしれませんが、女の人でも
こういうことを彼氏に要求する人、結構います(笑)。


今までの自分のこと、あるいは身の周りの
男女を見回して「あ、この人だ」という
人をピックアップしてみるのも一興です。


他人を観察するほどに自分も見えてきますから。


今日はこの辺で。
それでは。

この記事は2014年7月14日に本家ブログでUPしたものです。

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    本家ブログ「策略無用の恋愛ノート」
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    2 件のコメント

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    始めまして、ひねのんです。
    ブログ読ませて頂き、感銘を受けました、
    私もセンスやっちゃってました。
    ちゃんと相手を見てお付き合いしていかないとと思いました。
    とても、勉強になりました。
    また、訪問させて頂きます。
    宜しくお願いします。

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