私が日常、相談メールのやり取りや面談をしていてしばしば
驚くことがあります。
それは、30歳を過ぎても母親の
精神的な支配下に生きている
女性が決して少なくないという
ことです。
「支配」とは言いますが、実は本人は支配されている意識が
無いことが多いのです。
単に「仲のいい母」と思っていたり「口うるさい母」と
思っていたりします。
では、私がなぜ「支配されている」と評するのかと言えば、
それは重要な場面での行動の決定に度々母親の顔がちらつくからです。
例えば、以下のような具合です。
「彼氏を母に会わせたら、母が祝福してくれなかった。だから別れた」
「やりたい仕事があったけど、母が反対したので別の仕事を選択した」
「母に褒めて欲しくて仕事を頑張ってきたけど、一度も褒めてくれない」
ちょっとでも心当たりがあるという人に、今はっきりと申し上げたい。
「いい歳こいて母ちゃんに依存するな!!!!」
あなたの行動を決定するときになぜ「母が~」とかいう必要があるんですか。
それは自分で決定することから逃げて母親のせいにしているだけでしょう。
彼とつき合うのは誰のためですか?あなたのためでしょう?
仕事をするのは誰のためですか?あなたのためでしょう?
だとしたら、どれほど母親の意見を参考にしたってそれは紛れもなく
あなたの判断なのです。
あなたの親はあなたよりも先に死んでしまうんです。
いや、むしろ先に死ななくちゃならない。
それなのに、「母親が望むように」ということばかり意識して生きてきた娘が
母親を亡くす時の事を想像してください。
まだ人生の続く娘に何も残らなくなってしまうではありませんか。
それは母親による支配の終焉であると同時に一切の喪失にもなってしまうのです。
「お母さんの言うとおりにしていれば間違いない。だからお母さんの言うことを聞きなさい」
こう言って人を育てることは教育ではありません。支配なのです。
教育する事と支配する事はまったく違うのです。
では、教育と支配の違いとは何か。
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