ドラマ「glee」から読み取る、女性の自信のつけ方

去る7月13日、FOXのドラマ「glee」の
フィン役のコリー・モンティス氏が亡くなった。
gleeが大好きな私としては、大変残念なニュースだ。
彼の勇姿をもう一度観ようと、
ここ二週間ほどはDVDをごっそりと
借りてきて見続けていた。
観ているうちに、どうしてもこのブログの読者に
紹介したくなった女性キャラクターが出てきた。
ローレン・ザイゼスというキャラクターだ。

アラフォーグマの恋愛方程式
ローレンは作中のマッキンリー高校に通う生徒で、
グリー(合唱とダンスのパフォーマンス)クラブ
に所属する生徒だ。
このローレン、見た目はお世辞にも美人ではない。
いや、はっきり言って不美人だ。
とにかく大きな体格をしており、
体重は推定百数十キロ。樽型の体型だ。
お顔立ちも整っているとは言い難い。
ファッショナブルでもない。
そんな彼女に学校一ワイルドでセクシーな男、
パックが言い寄る。
アラフォーグマの恋愛方程式
「バレンタインの日、俺と
ブレッドスティックス(人気のレストラン)で
デートしてくれないか?」
パックはワイルド&セクシー故に、
女性に迫って断られた経験がほとんどない。
こうして女の子を誘えばNOと言わないだろうと
いう自信をみなぎらせて、軽い気持ちで
彼女にデートを申し込むのだ。
すると、彼女はこう言う。
「簡単についていくと思う?
私は男には飢えてない。
誘いたいなら礼儀を尽くしてちょうだい。
このローレン・ザイゼスは
れっきとした大人の女性よ。
レディとしてあつかって。
わかったわね、ボクちゃん?」
パックは彼女のこのセリフにシビれて、
以降ますます彼女に熱を上げるようになるのだ。
パックはローレンへ愛の歌をささげる


パックだけではない。
私もだ。
彼女のこのセリフにシビれた。
なんという気高い、
いい女なのであろうか!!!
実に毅然としている。
彼女はパックを拒絶しているわけではない。
むしろパックに好意を抱いているのだが、
彼の誘い方が軽すぎるから「礼儀を尽くして」
出直してきてくれと断っているのだ。
ローレンは自分のことを「いい女」だと言う。
いつも堂々として正直で、
自分が得意な物事も理解している。
なにしろレスリング大会でチャンピオンに
なったこともあるのだ。
食べたいものがあればどんどん食べるし、
やりたいことがあれば
積極的にやる。
自己実現することにためらいがない。
彼女の自信の源は、まさにこれだ!!
順を追ってみよう。
①自分がやりたいと思うことをまずはやってみる。
②自分の得意なものが見つかる。
③得意なものを鍛え上げて、抜きんでた存在になる。
④「自分にはこれがある」という自信になる。

自己実現させることがいかに重要なのか、
お分かり頂けると思う。
一見不美人でも、自己実現している女性は
イキイキとして輝く。
そうやってイキイキと過ごすことで、
とても素敵な女性に見えてくるのだ。
ローレンとは逆の生き方をしている例を挙げよう。
あなたの周りになかなかの美人で、
会社でもきちんと手堅い仕事をするのに
人をうらやんでばかりいる女性はいないだろうか。
例えば、きれいな女性が目の前を通ると、
「あの人、美人だよなー。
あんな美人だったら人生楽勝だろうなー。」
などとぼやくような女性だ。
こういう人は本当に、本当に数多くいる。
そして共通しているのは、
いつも他人の価値観に流されてばかりいる事だ。
「他人の価値観に流される」とは具体的に以下のようなことだ。
例えば、
● 親が勧める大学へ(大して行きたくもないけれど)入学した。
● 親が勧める就職先に(大して行きたくもないけれど)就職した。
● なんか金持ちっぽいから、(大して気になるわけでもないけれど)
会計士とデートした。
● 実家が資産家っぽい男だから(大して好きでもないけれど)
交際してみることにした。
● 「片思い中の彼からのメールはすぐに返信しちゃダメ」の
ような小手先のテクニックをよく使う。
● 職場で影響力の強い先輩と(付き合いたくもないけれど)
仲良くする。
● お茶・お花といった習い事を(興味もないのに結婚に有利っぽいだから)
習う。
「他人の価値観に流される」とは言い換えれば、
依存癖があるということだ。
自分の人生なのに他人がいいというものばかりを
追いかけているうちに、
自分を無くしていくのだ。

他人に依存することは、一見楽だ。
悩む必要がないし、
わが道を行って批判されることもない。

しかし、それは麻薬のようなもので、
あなたの人生をじわじわと蝕む。
他人の価値観ばかりに沿って生きていくと、
あなたの人生は満たされないものとなっていく。
そして「私なんか価値のない人間だ」と思うようになる。
自分のやりたいことをやらずに
我慢ばかりしていたら、当然こうなるのだ。
あなたが独身の女性であれば、結婚したいがために、
大して好きでもない男と焦って結婚したりしないことを、
私は推奨する。
私のところに相談にきてくれる女性の半数は
実はこういう方が多い。
一見他のことで相談に見られるのだが
話せば話すほどその原因は
自分の好きなことを何一つしていないこと
自己実現していないことに起因する。
そういう場合ご本人にそのことを
理解してもらうことに
ものすごく時間がかかる。
本人自身まさか自分が好きなことを
何一つしていない人生だから不満が
たまっていると自覚していないからだ。
今から自分の生活を見直してほしい。
PCや携帯・スマホのメモ帳に
今の自分の生活を書き出して
本当にやりたいことをしているのか
再確認してほしい。
そして書き出したものを
岩熊まで直接メッセージにて送ってほしい。

他人に見せるという行為によって
じっくりと考えるからだ。
確認する際にしてはいけないことは逃げることだ。
両親や夫、子供のせいにしてはダメだ。
毎日再確認しないと人は弱いが故、
平気で自分自身に嘘をついて生きていく。

どうか、一度しかないあなたの人生を
あなたのために生きていただきたい。



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