今回は昨年末に頂いた相談メールに
ついてお話します。
今まで交際経験がなく、
芸能人やアイドルばかりを追いかけて
ばかりいて、しかもなるべく周りの人と
関わらないように生きてきたので
実際どうやって彼氏を作っていいのか
わからないという相談者の方の
お悩みについての私なりの見解です。
【以下、引用】
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こんにちは、岩熊です。
メールを読ませていただきました。
婚活とはお相手探しのことだとよく
誤解されるのですが、実際のところは
自分探しの要素の方が強いのです。
自分とはどういう人間だったのか、
なんてことは普段意識せずとも生きて
いける人がほとんどです。
そして何も問題が起こらなければ
それでもいいのです。
しかし、○○さんのようにいざ何かの壁に
ぶつかった人は自分と向き合うことを
余儀なくされます。
メールから漂う雰囲気を察するに、
○○さんはなるべく人と関わらないように
生きてきて、仕事でもなるべく人の後に
くっついて、責任など負わないように、
面倒のないように、という具体に
生きてきませんでしたか？
もし、そうだとしたらその生き方は
もう限界だということです。
その生き方の延長線上でお相手をいくら
探そうとしても決して見つからないはずで、
相手を探すと同時にこれから先の自分を
探すことが必要になります。
○○さんはどんな人で、何が出来て、
どうやって人に貢献できるのか、
そうやって考えて自分にできることを
見つけてください。
人への貢献とは、立派なことでなくても
いいのです。
一見、つまらないことのように見えても
人から求められること、必要とされている
ことを「私が引き受けよう」と決め込む
ことで人は莫大なモチベーションを
獲得することができます。
ごく簡単な例で言えば、「いじられ役」
なんていうのも一つの道です。
人からいじられやすい自分を発見したら、
自らいじりやすいように仕向けてやると
周りの人達から喜ばれ、必要とされる
人になっていきます。
そんな風にして少しずつ人と関わる
範囲を増やしていくことをお勧めします。
おそらく今の○○さんはすごく小さな
小さな世界に生きてきて、とても狭い
範囲の男性達しか認められない
状態にあると思います。
○○さんが「これが普通だ」と認識
している世界を少しずつ拡張して
いくことによって、視界にはいる男性も
少しずつ増えていくはずです。
そのために今やれることは、
色々な婚活を体験して、色々な人達に
会ってもらって、「普通」の範囲を
大きくしていくことです。
そうやって、もっと挫折して、
もっと傷ついてください。
それでは。
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【引用終わり】
岩熊権造
