ネット婚活は本当に危険な出会い方なのか

現代というのは本当に面白い時代で、

いろんな価値観がゆさぶりをかけられて、

誰のことも信じられないし、何の

ことも信じられない、そんな時代に

我々は生きています。

そういう中にあって、

私の読者さんの中にはネット婚活で

出会う人はいまいち信用できない、

なんて人もいるわけですが、

そういう人に私が

「じゃあ、誰のことなら信用できるの?」

と聞くと、本人にもよくわかって

いないんですよね。

苦し紛れに

「大きい会社に勤めている人なら…」とか

「いい大学を出ている人なら…」とか

答えてくれることもあるんですが、

その女性本人だってそれがもう当人に

とっての判断基準にならないことは

わかっているんです。

でも、取って代わる判断基準がないから、

そう答えざるを得なくなる。

良し悪しの判断基準って自分が

生きる上で大事にしていることから

なされるわけですから、なんの理想も

持っていない人って良し悪しを

判断できなんですよ。

だからこういう人は

「私にぴったりと合う人は誰なんですか?」

なんてことを何の疑いもなしに

発言したりします。

語りたいことを何一つ持たないのは

その人にとって何もかもが与えられた

ものであって、自分で勝ち取ったもの

ではないからなんですね。

どれだけ体裁を取りつくろっていても、

語るべきこと、表現したいことを何も

持たない人からは何も言葉が出てきません。

「私は何も人に語りたくなんてないんだ」

という人は他人から与えられたものを

享受して消費するだけの存在になっている

わけなので。

だから、ネット婚活って婚活の中では

むしろ一番その人を表現している媒体と

言えるかもしれないですよ。

なにしろ、語るべき言葉を持たない人は

とことん無視される世界ですから。

そういう意味ではネットの世界ってむしろ

むき出しの「個」なわけです。

その発言の内容もしくは表現だけで

すべてが判断される世界。

これほど自分次第でどうにでもなる

世界ってないですよ。

アラフォーになるまでずっーと

マイノリティな感じで閉鎖的に生きてきた

という人が今更きらびやかに取り繕った

安全パイな結婚相手を探そうとしたって

見つかりっこないですよ。

だったら、

自分の眼力だけが頼れる世界に身を置く。

「私はどう生きたいのか?」という

自問自答こそがこの眼力を

与えてくれるのです。

理想や願望を実現しようと思ったときに

あなたの中の基準が形成され始めます。

それを持たずして

誰のことも「いい」とか「悪い」とか

判断しようがないと

思ってください。

あなたの理想はあなただけが持っていて、

正解はあなただけが持っているのです。

岩熊権造

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※この記事は2016-03-14に公開したものです。