婚活しないと結婚できないものなのか

昨日、あるコンサル生から受け取った質問が

印象的だったので、シェアします。

 

 

質問はすごくシンプルです。

「恋愛や結婚って、頑張らないとできないものでしょうか…?」

 

 

しかし、この短い一文はすごく色んな示唆に富んでいると

思うんですよね。

 

 

ここから分かることとしては

・書き手は婚活にうんざりしている。

・書き手は結婚に憧れがある。

・書き手は”本当の自分”を見て欲しいと思っている。

・書き手は無意識のうちに誰かの監視の目に置かれている。

・書き手は自己を表現することにためらいがある、

 

 

まず、「頑張らなきゃいけないんですか?」と聞くのは

”やらされている”感じがあるからなんです。

 

 

誰にやらされているのかと言えば、女性の場合多くは母親

ですね。

 

 

それも、現実の母親ではなく、心の中の”母親像”に、です。

 

 

もっと大きなくくりで言えば”世間様”ということになるのでしょう。

母親は娘にとっては”世間”や”良識”の象徴ですから、

結局は同じことなのです。

 

 

しかし、恋愛も結婚も結局のところは

自分で選択して自分で決断するものです。

 

 

実際のところ、恋愛や結婚はあくまでも

自分のためにするものだとなったら、

「頑張らなくちゃいけないんでしょうか?」という質問が

とことんズレていてナンセンスだと気づくわけですけれども、

しかし気づいたところでこのうんざり感が解消されるわけでも

ないのです。

 

 

実は、この質問の本当の根っこって、

自己を表現することへのためらいなんです。

 

 

何も言わなくても、だれか本当の私を見つけて、

理解して、愛してほしい…と。

 

 

でも、私はそういう考え方を

思い切り蹴り飛ばします。

 

 

婚活のスタートはあくまでも

誰も自分には関心を抱いておらず、

誰からも自分は好かれてもおらず、

誰からも自分は嫌われてもおらず、

まったく他人の意識に残らない存在だ、

と気づくことなんです。

 

 

それに気づいたなら、

初めて何かを表現する必要を感じることができます。

 

 

何も考えずして、誰からも関心を抱いてもらえない。

何も言わずして、誰からも関心を抱いてもらえない。

無難であるだけなら、誰からも関心を抱いてもらえない。

 

 

だったら、何か人の心に残ることを表現しましょうよ。

 

 

それを表現することこそが”個”なのであって、

沈黙する”個”なんて存在しないのと同じなんです。

 

 

表現力あっての”個”なのです。

 

 

ですから、

婚活で表現を学びたいなら、

自分のプロフィールを書くことをとことん追求して

みるのが一番です。

 

 

去年始めた企画ですが、

まだまだもっと多くの人に読んでほしいので

「魔法のプロフィールの書き方講座」リンクを貼っておきます。

 

 

この講座でのポイントは、ふたつだけ。

どれだけ自分に素直になれるか。

どれだけ自分の欲求と他人の欲求の一致を図れるのか。

 

 

これが本当にできるようになったら、

婚活に悩むなんてこと、なくなるはずですよ。

 

 

 

岩熊権造