プロポーズはいつくるものなのか?

交際相手ができると大抵の人は

「そのうち、私はこの人と結婚を…。」

なんて意識をするものです。

 

 

でも、その結婚へのプロセスって

ついついしっかりと一歩ずつ階段を上がって

行くことにしか、目が行かないものです。

 

 

いつか彼と旅行に行って、

いつか彼を自分の両親に会わせて、

いつか彼のご両親に挨拶して、

そして、いつか彼からプロポーズを受けて…

 

 

なんてことをイメージするとは思いますが、

しかし、実際はあなたのイメージ通りに

プロポーズを受けられるとは限りません。

 

 

彼氏はいい人だとは思う。

いつかは結婚したいと思っていた。

まだまだ先の未来だと思っていた。

でも今、すぐに返事しなくては

ならなくなった。

 

 

プロポーズというものは、意外といつくるのか予想できず

しばしばこういうありがた迷惑なものなのです。

 

 

こうして、

あなたの望んでいないタイミングで

もらい事故みたいにされるプロポーズは

決してあなたにだけ訪れるものではないのです。

 

 

先人たちが

「チャンスを逃すな」とか

「チャンスの女神には前髪しかない」

なんて言葉で散々に警告を発してくれたことが

後の世に生きる我々にちっとも役に立たない原因は

ここにあります。

 

 

その”チャンス”はどうにも

チャンスの姿をしているように見えないから。

 

 

これはなにも結婚の話に限ったことではありません。

 

 

上司からの栄転の打診…

「店を出さないか?」というオファー…

たまたま空きの出た不動産の好物件…

 

 

全部「なんで”今”なんだよー?」

と言いたくなるようなものばっかりです。

 

 

私はここでの教訓として、

こうした話に全てYESと言えともNOと言え

とも言いません。

 

 

しかし、

これだけは確かです。

 

 

”自分のタイミング”なんてものに

こだわる人は一生、チャンスを逃し続けることに

なるでしょう。

 

 

難しい問題は、起こった時に

乗り越えればいいのです。

 

 

たくましく困難を乗り越えて、

一生チャンスをものにし続ける人生を

送ってください。

 

 

 

岩熊権造