メメント・モリ

これ実は、あなたに死生観が「ない」ことが大きな原因であることが多いのです。

現代という時代は、マネーに関する細々した情報やノウハウは教えても、お金を扱うときに本当に必要な、人の生と死について一切教えない時代なのです。

死生観のない人は自分が何のために今日という日を生きているのか、たびたび見失いがちになります。

だから毎日が守りに入りがちになり、どうやって今の生活を維持するかということだけにすべてのリソースを割いてしまうのです。

貯金がないと不安…
仕事を辞めてしまうと不安…
結婚していないと不安…
不安がないと不安…

生きれども生きれども続く不安のループ。

それを打ち破ることができるのは、あなたの中に一本しっかりとした死生観を打ち立てることなのです。

それさえあれば、今の生活を維持するカツカツの人生のループから脱することができます。

セミナー「メメント・モリ」は、死生観について考えているうちに、いつの間にか起業の第一歩を踏み出せるようになってしまう、ちょっと風変わりな起業セミナーなのです。

新しい仕事、新しい土地、新しい人間関係…

それらを手に入れることは、生物としての死ではないにせよ、今までの人生をいったん終えて一度死ぬことに近い。それが岩熊の考え方です。

だけど、起業＝今までの自分の死と捉えている人って滅多にいません。元の仕事や馴染みの土地や、今までの人間関係にしがみついて「今のまんまでもっと収入が欲しい」という無茶な願いをする人ばっかりです。

大事なことは、「絶対離さないぞ」という姿勢ではなく、しっかりと感謝しつつお別れすること。

そのたびに旧来のあなたは「死」を迎え、代わりに新たな「生」を手に入れます。

それを繰り返しながら、より解放された、より楽しく、より自分の本心に沿った、そしてより多くの人によい影響を与える人生を生きるのです。

それが起業するということなのです。

この発想の源泉は「お金は使ってしまったら終わり。だから貯める」という思い込みにあります。

でも、実際は違います。お金は上手に使うと多くの人の手元を流れ流れてあなたの元へまた還ってくるのです。失って、また再生するのがお金なのです。

もちろん、貯金するな、なんてことを言うつもりはありませんが、大事なことは一回切りのやりとりの意識だけでお金を使わないことなのです。

では、上手なお金の使い方とは？

それはお金を「死なせない」ことです。使わないことではなく、「死なせない」ことです。お金には「生きたお金」と「死んだお金」があります。

例えば、額面上は同じ100万円でも生きた100万円と死んだ100万円があるのです。

何が「生きたお金」で何が「死んだお金」なのか。そこはセミナーで詳しく解説します。