自分の恋愛をどうしていいかわからない人が気をつけるべきこと

先日、オンラインセミナーである
「性のセミナー」で質問を募ったのですが、
こういう質問がありました。

「パートナーとの初めての肉体関係は
どんな場所でするのがいいのでしょうか?」

「自分の恋愛をどうしていいかわかりません」

こういう類の質問を「するな」と
までは言いません。

でも、分かっていて欲しいのは
自身がどんな意図をもってその質問をしたのか
というところです。

「いいのでしょうか?」の「いい」の部分は
何を指すのか、分かっていればいいのですが、
一度そこを考えるプロセスを経ずに
質問しないで欲しいのです。

誰にとって、『いい』のか。
どんな未来をむかえるために『いい』のか。
その考えがあってこそ、
この質問は意味を成すのであって、
それなしに引き出した回答を経典みたいに
扱って、自分の身の養いになるとは
思わないでいただきたいのです。
考えなくなったら、人間としての成長は終わり。

探求することをやめてしまったら、
今以上の明るい未来なんて
どこにもないのです。
そのためにも、思考する機会を
奪うような人の話に耳を傾けないで
いただきたいのです。

「こんな時は必ずこうしろ。」
「お前の考えはまだまだ浅い。
私の言うとおりにしていればまちがいない。」

「恋愛はこうするべきだ」

といった主張を聞いたところで、
他の意見を探して付き合わせて、
そのうえで一番自分の未来にとって
いいと思える回答を自分で決定するのです。


それをせずに誰かの言い分を100%認めてしまったら、
それはあなたの思考力を奪われたのと同じこと。

自分に言い訳を許さないでください。

「親にそう言われたから…」
「上司に命令されたから…」
「結婚相談所の人に言われたから…」

あなたの決断はあなたの明るい未来のためにしてください。

岩熊権造