「まともな男がいない」理由

どうも、岩熊です。

昨夜カフェに行ったときの出来事です。

隣の席で、婚活に励んでいると思しき女性の

話し声が耳に入ってきたので、聞き耳を立てる

ことにしました。

その女性はとにかくまともな男がいないいないと

こぼしていました。

見た目は30代半ばくらい。

友達と思しき同年代の女性と熱心に話をしていました。

彼女が「まともな男がいない」とこぼすのは以下のような

内容でした。

…すみません。

途中イヤになってあんまり聞いてなかったもので(笑)。

はー…、しかし…。

彼女の中にはすっかりデートマニュアルのようなものが

叩き込まれていて、それにそぐわないとダメってこと

らしいです。

どうでもいいことばっかり頭に詰め込んでは、男性の

良し悪しを決めているように私には思えます。

一体いつから「初」デートは男性のおごりだとかトイレ

の間に会計を済ませるなんてことが常識になったのでしょう。

寡聞にして私は知りません(笑)。

私はこのメルマガで「初デートは男性が奢るべき」
という考えは間違っている！！などと主張したい
訳ではありません。
そんなことは些末な問題であって、奢ってもらえるか
どうかで自分の価値を計測しようとするのはやめましょうと
いいたいのです。
そして、婚活商法が提唱するデートマニュアルにあなたの
頭脳をすっかり預けてしまうのはよしましょうといいたい
のです。
あなたがもしもマニュアル的なやりかたでいい女に
見せようとするならば、男性だって同じ手を使ってきます。
マニュアルどおりの気の利いた会話や減点の少ない所作で
ホイホイ女性がついてくるならば、それを学習して効率的に
パターン化してきますよ。
それで、内心つまんねーとか思いつつ、どんな女性にも
マニュアル通りのおんなじ会話を繰り返しているのです。
「つまんねー」とわかっててつまんねー事ばっかり
繰り返している男は評価するのに、ちょっともっさりして
いるだけで、面白味を多分に持っているかもしれない男を
一切見ようともしないという姿勢の行く先には、どんな
結末が待っているのかは説明するまでもありません。
つまんねーお見合いを繰り返すんですよ。
そうやって、ろくな男がいないと嘆くんです。
すべて身から出た錆としか思えません。
品があってまともな感じの男性とお見合いして３、４回
デートして、婚活の話かなんかで盛り上がっていたのに
いきなりお断りされた経験はありませんか？
実は、これもマニュアル通りです。
当たり障りなくエレガントに会話して、唯一話題が合う
婚活の話をして、盛り上がっているように振る舞って、
やっぱりつまんないからこれで終わり。
男性の方も迷走しているのでしょう。
男女とも自分から心の内を一歩さらけ出さない事には
よいお相手が見つかる決まり手がありませんよ。
皆おんなじことしてたら区別なんてつかないんです。
デートマニュアルなんて捨てちゃいなさい。
「個」の成立しないところに尊敬の念なんて成立するわけが
無いじゃないですか。
自分というものがあって、初めて他人を尊敬することが
できるようになるんです。
「じゃあ、どんな相手を選ベばいいの？」というあなた。
難しいことは考えなくていいんです。
もう、いい女だと思ってもらうことをやめましょう。
これだけで充分ですよ。
マニュアル本に書いてあるような振る舞いをして
「いい女」と思ってもらおうなんて無理ですよ。
何度も書いていますが、男性だってそういうことには
敏感です。
ただ、「この人とは何か通じるものがある」と漠然と
感じるものがあれば、出だしはそれで十分です。
「何か通じるもの」を感じるためにはちょっとした
飛び込みがなくては。
社会通念上悪いとされているものを結構好きだと告白してみたり。
お相手の男性を「実はもっと感じ悪い人かと思っていました」と
告白してみたり。
そういう人間くささをあなたの魅力だととらえてくれる男性は
必ずいるはずですよ。
それでは、また。
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